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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第76話 オゾン草を捕獲せよ、イッセーと小猫コンビ結成!?
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「はうぅ!恥ずかしいですぅ……!」
「どうしよう、イッセー君!こんな顔じゃお婆ちゃん扱いされちゃうよ!」
「まあ与作さんなら直してくれるだろう。しばらくは我慢してくれ」
「うぅ……イッセー君に恥ずかしい顔見られちゃった……」
「魔法じゃ直せないし下に降りるまではこのままですか。嫌だなぁ……」


 アーシア先輩とイリナさんはショックを受けていました。やっぱり好きな男の子にシワの出来た顔を見せるのは恥ずかしいですよね。ルフェイさんも珍しく落ち込んでいます。


「でもどうして僕達にはシワが出来ていないんだろう?」
「んー、多分グルメ細胞があったからじゃないか?小猫ちゃんと朱乃さんもシワないし」
「うふふっ、今ほどグルメ細胞を得ていたことに感謝したことはありませんわね」


 祐斗先輩とイッセー先輩の会話を聞いていた朱乃先輩はホッと息を吐いていました。私もイッセー先輩にシワが出来た顔を見せなくて済んで良かったです。アーシアさん達は可哀想ですが……


「ちょっと怖いけど私も酸素マスクを外して新鮮な空気を吸ってみようかしら」
「そうね、シワはもうしょうがないわ。ちょっと顔もかゆいし覚悟を決めて外すことにするわ」


 リアス部長とティナさんもイリナさん達のように酸素マスクを外して……ってええっ!?


「うわぁ……空気がとっても美味しいわ!」
「あんな危険な場所を抜けてきたんだもの、この空気だけでお腹いっぱいになりそう……ってどうしたの、皆?」
「私達を見て何とも言えない表情になってるわね。やっぱり私達にもシワが出来てる?覚悟はしていたけどやっぱり嫌なものね……」


 リアス部長とティナさんは私達が複雑そうな顔をしているのは顔にシワが出来たからだと思っているみたいです。まあそれは正しいのですがその……


「……リアス、顔を手鏡で見てみて頂戴」
「え−、あんまりシワが出来た顔は見たくないんだけど……ってナニこれー!?」


 朱乃先輩が渡した手鏡を渋々と除くリアス部長でしたが次の瞬間には叫び声をあげていました。それもその筈です、なにせリアス部長とティナさんはアーシアさん達が可愛く見えるくらいに滅茶苦茶シワが出来ていたんです。


 イリナさんは先程お婆ちゃんとして扱われると言いましたが、実際はちょっと小ジワが出来た程度で本当にお婆ちゃん扱いされることはないでしょう。それでもシワは女の子の天敵なので嫌ですが……


 でもお二人は知らない人が見たら80代の女性にしか見えないくらいシワが出来ていました。


「な、なによコレ!?予想の10倍くらいはシワができているんだけど!?」
「イヤー!これじゃ美人グルメリポーター3位の座から落ちちゃうわ!」

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