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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第3部〜希望と絶望の宝石〜
第22話『新世代、保護する』
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しぶりです。」
雅は留置所の前で待つ富竹に挨拶をする。
「国家象徴、お久しぶりです。お二人も、三四さんのお迎えを?」
「そうですね。」
富竹の質問に雅が答えると、丁度鷹野が出所する。
「…ジロウさん!?」
鷹野は富竹に抱きつく。
「待っていたよ、三四さん。これから、二人で始めよう。本当の君を、田無美代子としての君を!」
鷹野改め田無は無言で頷く。
「田無さん、ご出所おめでとうございます。」
雅は挨拶をする。
「…あら、国家象徴様がわざわざお出迎えなんて、珍しいわね。」
田無は身構える。
「田無さんには、お世話になりましたので。」
「それは皮肉かしら?」
雅と田無は警戒しあう。
「とりあえず、僕達はこれで失礼するよ。さあ行こう、美代子さん。」
富竹は田無を連れて立ち去る。
「…そう、田無さんがいたから、チームディロードに出逢えたんだ。」
雅は呟く。
「さあ、今日は美代子さんの出所祝いだ。ここで食事をしよう。」
富竹はレストランAGITOΩに田無を連れていく。
「富竹さん…ありがとう!」
田無は富竹の腕に抱きつく。
「喜んでもらえて何よりだよ。さあ、入ろう。」
富竹は扉を開けて店内に入る。
「いらっしゃいませ。お待ちしていましたよ、富竹さん。ささ、どうぞ!」
翔一は富竹達を出迎え、予約席に案内する。
「ありがとう。それじゃあ、頼んでいたコースで。」
「かしこまりました。それでは、お待ちくださいね。」
翔一は愛想良く笑い、料理の準備を始める。
「お待たせしました。翔一シャイニングスペシャルコースです!」
暫くして翔一は富竹達に特別なコースメニューを提供する。
「ありがとう。」
「それでは、ごゆっくりしてくださいね。」
翔一は下がる。
「美代子さん、今日はとても大切な話があるんだ。」
富竹は真剣な眼差しで田無を見る。
「何かしら?」
富竹はフワラズの勾玉を加工した指輪を田無に見せる。
「美代子さん、僕と結婚してください。」
富竹は田無に言葉を贈る。
「ジロウさん…こんな私で、いいの?」
田無は泣き出す。
「勿論だとも。君以外に考えられない。」
富竹は田無の左薬指に指輪をはめる。
「ありがとう、ジロウさん!」
田無は笑顔で返答する。店内はすっかりお祝いムードになるが、突然扉が何かによって破壊されると、店内に複数の水球が放たれる。
「皆さん、こっちに避難してください!」
ウェイトレスの真魚が富竹達を含めて客を非常口から避難させる。
「誰だ!」
翔一は身構える。
「人は、人であればいい。進化の必要など、何処にもない。」
店内に鯨のような見た目の怪人が現れる。
「お前は!?」
翔一はかつて戦った水のエルに近い気配を感じる。
「見つけましたよ、それでは良き終
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