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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
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第20話 決戦前の休息……目覚める勇真と謎の戦乙女達
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の不純物を浄化してるんだ!」
ハックモン「ほ、本当か?」
セレナ「落ち着いて、ハックモン。ここはツナさん達に任せましょう」
ハックモン「あ、ああ……」
全身が炎で包まれた勇真を見て心配の声を上げるハックモンにツナがそう説明し、セレナが落ち着かせるのだった。
ツナ・炎真・響以外の面々は勇真の浄化を3人に任せるしか無く、ただ見守るしか無かった。
勇真の全身を包み込み死ぬ気の炎が強く灯されて行くのと同時に、ツナ・炎真・響の3人の手の甲の模様から放たれる光もさらに輝き出し……
ツナ・炎真・響『えっ!? うわあああああああっ!!?』
ツナ・炎真・響、そして勇真の4人は光に包み込まれるのだった……
?「……お兄ちゃん、大丈夫? 起きて、起きて」
ツナ「ん……んん……一体、何が……って、あ!」
?→勇真「あ、良かった、起きた♪」
謎の光を意識を失っていたツナが目を覚ますと、そこには先程まで眠っていた筈の自身と瓜二つの容姿をした銀髪と真紅の瞳をした少年ーー勇真が起きており、ツナが目を覚めたことに笑顔を浮かべていた。
ツナ「勇真! 良かった、目が覚めたんだね……」
勇真「勇真? それが僕の名前なの?」
ツナ「うん、そうだよ。響さん……君を助けてくれた人達が、名前の無い君に付けてくれた名前だよ♪」
勇真「そうなんだ……勇真……えへへ、僕の名前……♪///」
勇真は年相応の愛らしい笑顔を浮かべながら、嬉しそうに自身の名前を噛み締めていた。
ツナ(良かった……勇真は俺達と変わらない、普通の『人間』なんだ♪)
勇真の笑顔を見たツナは、合成複製体(キメラクローン)として人工的に生み出された勇真が自分達と変わらない普通の人間であることを実感し、優しい笑みを浮かべる中……
炎真・響『ん……んん……あ、あれ? 僕/私達は、一体……?』
ツナ「あ! 炎真に、響さん!」
どうやら炎真と響も意識を失って倒れていた様で、2人も目を覚ますのだった。
ツナ「2人とも大丈夫?」
炎真「うん、何とか……って、え!?」
響「ゆ、勇真君!?」
勇真「お兄ちゃん達、目が覚めて良かった♪」
炎真と響も勇真が起きていることに驚きの声を上げる。
特に響は……
響「う……うう……勇真くーーーん!!」
ギュッ!
勇真「ふえっ!?///」
ツナ・炎真『ひ、響さん!?』
勇真が目を覚ましたことが嬉しいのか、泣きながら勇真を強く抱き締める。
響「うう、ぐすっ……勇真君、良かった……目が覚めて、良かったよ〜……う
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