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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
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第20話 決戦前の休息……目覚める勇真と謎の戦乙女達
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取ったツナは、それを勇真の右手の中指に装着させる。


ツナ「後は……ん?」


ツナは不意に自身の両手の甲を見ると、左手の甲にある金色の模様と、右手の手の甲にある蒼色の模様が徐々に輝き出しているのがわかる。


ツナ「(もしかして……)炎真、響さん、確か2人の手の甲にも変わった模様があったよね?」

炎真「え? 確かにあるけど、それがどうしたの……って、僕の手の甲の模様も光ってる……!?」

響「私の手の甲の模様もだよ! 何で光ってるの!?」


炎真の右手の手の甲にある朱色の模様も、響の右手の手の甲にある黄色の模様も輝き出していた。


炎真「もしかして、ツナ君の手の甲の模様も?」

ツナ「うん。何で手の甲の模様が光り出したかはわからないけど、もしかしたらこの手の甲の模様が勇真の体内の浄化に役立つかもしれないんだ。だから、2人の力も借りたいんだけど……」

響「勇真君の体内が良くなるなら、喜んで協力するよ!♪」

炎真「僕も♪ それで僕と響さんは何をすれば良いかな?」

ツナ「そうだなぁ……それなら模様がある右手で勇真の手を握ってくれるかな?」

炎真・響『こう?』


炎真と響はツナの言われた通りに、それぞれ手の甲に模様が刻まれている右手で、勇真の右手を握り締める。


ツナ「うん、それでOKだよ♪ 次は俺が……」


ツナはそう言って両手で勇真の右手を握り締めると……ツナ・炎真・響の3人それぞれの手の甲にある計4つの模様が共鳴しているのか、先程よりも強く輝き出す。


翼「立花達3人の手の甲の模様が……!?」

奏「一体、何が起きてるんだ!?」

マリア「! あれを見て!」


模様から放たれる光の眩さで直視しにくい中、マリアはあるものを指差す。

それは……


ボオオッ!!

響「! 勇真君が身に付けている指輪からも炎が!」


模様の力でツナの大空のリングVer.Xとの共鳴が強くなったのか、勇真の右手にあるリングから橙色の炎と白銀色の炎が灯されていた。


炎真「やっぱり、このリングは死ぬ気の炎を灯す為のものだったんだ! 1つはツナ君と同じ大空の炎だけど……」

ツナ「この白銀色の炎は一体……!?(この炎、何処か大空の炎に似ていて、まるで『夜の空』を思わせるかのような感じがする……!)」


勇真のリングから灯される橙色の炎ーー大空の炎と一緒に灯される白銀色の炎に対して、ツナは超直感によりそう感じるのだった。

そして、ツナと勇真のリングから放出される大空の炎と白銀色の炎は……勇真の全身を包み込み始める。


ハックモン「ゆ、勇真!?」

ツナ「大丈夫、この炎は勇真の体を燃やしている訳じゃない! 体内
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