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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
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第20話 決戦前の休息……目覚める勇真と謎の戦乙女達
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ど、こればかりはそれしかないわね。せめて中和剤だけでも投与できたら良いんだけど……」
ツナ「中和……そうだ、俺の炎なら!」
ボオオッ!!
あることを思い付いたツナは大空のリングVer.Xに大空の炎を灯す。
アニュー「つ、ツナ君!? 何をする気なの!?」
ツナ「俺の大空の炎をこの子の体内に流し込めば中和……上手く行けば除染できるかもしれません」
フェイト「? どう言うこと?」
炎真「そうか、ツナ君の大空の炎の特性は『調和』! 調和とは矛盾や綻びのない状態……つまりこの子の体内にある麻酔や睡眠薬を無力化して浄化する訳だね」
ツナ「うん、そう言うこと。前に修行の時に毒蛇に噛まれたことがあって、この炎を体内に流し込んで毒を中和したことがあるんだ」
セレナ「す、凄い……」
マリア「も、もう何でもありね……」
ツナ「そう言う訳だから、この子……勇真の体内の浄化を試したいんだけど良いかな、ハックモン?」
ハックモン「え? あ、ああ、よくわからないけど、勇真が良くなるなら是非頼む!」
ツナ「わかった。じゃあ、早速……ん?」
大空の炎で勇真の体内の浄化を試そうとするツナはある気配を感じた。
炎真「? どうしたの、ツナ君?」
ツナ「あ、いや、ハックモンの近くにあるリュックから不思議な力を感じるなぁって思って……」
ハックモン「俺のリュックからか? 特に変なものは入って無いけどな……え!?」
ツナにそう言われてリュックの中を確認していたハックモンは驚きの声を上げる。
響「どうしたの、ハックモン?」
ハックモン「そ、それが……勇真と出会った時に拾った指輪が急に光り出してるんだ!」
炎真「指輪?」
ツナ「その指輪、見せてくれる?」
ハックモン「あ、ああ、こいつなんだけど……」
ハックモンはリュックから光り輝くリングを取り出し、ツナと炎真に見せる。
ツナ・炎真『(! これは!)』
ハックモンが取り出したリングを見たツナと炎真は驚きの表情を浮かべる。
何故ならそのリングは中央に空色と白銀色の2つの宝石が埋め込まれている点を除けば、ツナの大空のリングVer.Xの前の姿である原型(オリジナル)の大空のボンゴレリングに似た形をしているのだから。
しかもそのリングはツナの大空のリングVer.Xから灯されている大空の炎に共鳴しているのかのように光り輝いており、その輝きを見たツナはあることを直感する。
ツナ「ハックモン、そのリング貸してくれる?」
ハックモン「え? あ、ああ、良いけど……ほら」
ツナ「ありがとう。このリングを……これで良し」
ハックモンからリングを受け
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