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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
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第20話 決戦前の休息……目覚める勇真と謎の戦乙女達
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していた。
調「合成複製体(キメラクローン)……?」
切歌「な、何デスか、それ……?」
クリス「ええと、詳しくは知らねえけど合成複製体(キメラクローン)ってのは……」
アンジュ「複数の遺伝子を使って生み出す特殊なクローン……だったかしら?」
はやて「それって、この勇真って子が人工的に生み出された存在ってことか!?」
なのは「! フェイトちゃん、もしかしてこの勇真って子……!」
マリア「ツナの遺伝子を使って生み出されたクローンなの……?」
『え!?』
フェイト「……ちゃんと調べないとわからないけど、ここまでそっくりだとその可能性は高いと思う」
炎真「ツナ君のクローン……」
ツナ「………」
勇真がツナの遺伝子を使って生み出されたクローンである可能性が高いことに炎真を始めとした殆どの面々が驚いており、ツナに至っては複雑そうな表情を浮かべていた。
ギンガ「響さん、この子とは何処で出会ったの?」
響「ええと、研究施設みたいな場所です。そこで勇真君、そしてセレナちゃんやガブモン、ハックモンと出会ったんです」
セレナ「はい、その通りです。勇真君は最初カプセルみたいなものに入れられていたんですけど、立花さんが勇真君をカプセルから力づくで出して助けたんです。その際、勇真君が入ってたカプセルは派手に壊れちゃいましたけど……」
マリア・アインス・アンジュ・クリス『壊れたカプセル……まさか』
セレナの説明の中にある『壊れたカプセル』と言う単語を聞いたマリア・アインス・アンジュ・クリスの4人はあることに気付き、響に視線を向ける。
響「へ?」
マリア「あの派手に壊れたカプセル、やっぱり貴女の仕業だったのね……」
アインス「君らしいと言うか、何と言うか……」
アンジュ「ほんと、響って期待を裏切らない娘よね……」
響「え、ええと、呆れられているような気がするんですけど、気の所為でしょうか……?」
クリス「気の所為じゃねえ、本当に呆れてるんだよこの馬鹿」
響「何でーー!?」
予想通りの脳筋っぷりを発揮した響に周囲は呆れたり、苦笑したりしていて、響は周囲が何故そう反応しているのかわからず絶叫するのだった(笑)
そんな響を他所に、医者であるアニューは勇真の容体を確認する。
響「どうですか、アニューさん?」
アニュー「そうね……ソーサリモンの応急処置が良いおかげで命の危険が無いのは確かよ。ただ、この子の体内に大量に投与された麻酔や睡眠薬を除染するとなると、今所持している薬品や医療機器、ここの設備ではできないわ」
未来「やっぱり、勇真君が起きるのを待つしかないんでしょうか?」
アニュー「残念だけ
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