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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
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第20話 決戦前の休息……目覚める勇真と謎の戦乙女達
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しめられているのを見過ごすなど、防人としてできぬ話だ」

マリア「ええ、そうね。私達もレオモン達レジスタンスと一緒にデビモンを倒す為に動くべきだわ」

フェイト「うん、私もマリアの意見に賛成。きっとデビモンを倒すことが私達の世界に帰ることに繋がるんだと思う」

なのは「そうだね。だけど、問題は……」

ギンガ「強敵であるダスクモンをどうするかですね……」

奏「あたしら全員でかかって倒せる相手だと良いんだけどな」

クリス「実際ダスクモンと戦ったお前ら的にはどう思う?」

響「うーん……私がこう言うのもなんだけど、そんな単純な話じゃないと思う」

炎真「そうですね、ダスクモンは瞬間移動のような技を持っていて素早い上、並大抵の攻撃を受けても平然としているし……」

ツナ「高い戦闘力と知性もある上、相手のエネルギーを吸収する妖刀も持ってる……闇雲に数で攻めて勝てる相手じゃないのは確かです」

セレナ「ツナさん達がそこまで言うなんて……」

アニュー「本当にダスクモンは手強いのね……」

切歌「でも、どうするデスか? その厄介なダスクモンを何とかしない限り、デビモンには辿り着けないデスよ?」


一同がダスクモンの対策に頭を悩ませていると……


ツナ「それなら俺とブイモンがダスクモンを抑えるので、皆はその間にデビモンを倒すと言う作戦はどうですか?」


ツナがそう提案して来た。


アンジュ「確かに、ダスクモンと引き分けたツナとブイモンがダスクモンの足止めをしてくれれば、私達はデビモンを倒すことに集中できるけど……」

フェルト「それだとツナ君とブイモンの負担が大きくなるよ?」

ツナ「大丈夫です。それに今のところダスクモンと互角に渡り合えるのはクロスオーバードラモンだけですし……」

ブイモン「ああ! 今度こそダスクモンと決着をつけてやるぜ!」


ツナの言う通り、引き分けとは言えダスクモンと互角に勝負できるのは、ツナとブイモンが融合進化したクロスオーバードラモンだけであるのは確かなので、他の面々は何も言えずにいたが……


炎真「ツナ君、援護する分には一緒に戦っても良いよね?」

ツナ「炎真?」

炎真「ガラじゃないことを言うようだけど、ダスクモンに負けたままでいるのは何か悔しいんだ……だから、ダスクモンにリベンジする為にも一緒に戦わせて欲しいんだ」

ギルモン「ギルモンもダスクモンともう一度戦いたい!」


真剣な表情を浮かべる炎真とギルモンが負けた悔しさから、ダスクモンにリベンジしたいと言って来たのだ。

そんな2人にツナは……


ツナ「炎真、ギルモン……わかった。でも、無理だけはしないようにね」

炎真「ありがとう、ツナ君♪
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