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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
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第20話 決戦前の休息……目覚める勇真と謎の戦乙女達
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わあああああん!!」

勇真「お、お姉ちゃん、大丈夫? 何で泣いてるの? 何処か痛いの? ねえってば///」

ツナ「くすっ……大丈夫だよ、響さんは勇真が目が覚めたことに嬉しくて泣いてるだけだから♪」

炎真「ふふふ、暫くそのままにしてあげてくれるかな?♪」

勇真「う、うん、わかった……///」


それから少しして、響が漸く泣き止んだ。


響「ご、こめんね、勇真君。いきなり泣き出して、びっくりしたよね?///」

勇真「うん、びっくりしちゃった……でも、お姉ちゃんが元気になって良かった♪」

響「そ、それは私の台詞だよ〜!///」

ツナ・炎真『あはは……』


本来なら自分が言うべき台詞を勇真に言われたことに響は恥ずかしくなり、ツナと炎真はそんな響に苦笑するのだった。


ツナ「そう言えば、まだ名前教えて無かったね。俺は沢田綱吉、皆からはツナって呼ばれてるんだ。勇真もそう呼んで良いよ♪」

炎真「僕は古里炎真。僕のことも炎真って呼んで良いよ♪」

響「私は立花響! 響って呼んで良いからね、勇真君♪」

勇真「うん! ツナお兄ちゃんに炎真お兄ちゃん、響お姉ちゃん!♪」

炎真・響『(可愛いなぁ〜……///)』

ツナ(何だろう、可愛い弟ができたようなこの気持ちは……?///)


純真無垢な勇真の笑顔を見て、炎真と響は勿論、勇真のオリジナルであるツナでさえも勇真を可愛いと思うのだった(笑)

兎に角気持ちを切り替えて辺りを見回すと、意識を失う前までいた病室では無く、時折壁や床らしきものが明滅する以外何もなく、とんでもない広さを持つ緑と黒を基調とした空間であった。

そこは同じ景色が永遠に続き、まだ数分も立っていないのに、それを見ているだけで気が狂いそうであった。


響「な、何、ここ!? さっきまで私達病室にいたのに……!?」

ツナ「もしかして、この模様の力でまた別の場所に転移しちゃったんじゃ……!」

炎真「だとしたら、ヤバイよ! 明日のデビモンやダスクモンとの決戦を控えてるのに、僕達だけ別の場所にいるのは……!」

勇真「?」


状況がわかっていない勇真は兎も角、ツナ・炎真・響の3人は明日のデビモンやダスクモンとの決戦を控えている今、何とかして戻る手段を探そうと焦っていると……


?「安心して、私達があなた達をちゃんと元いた場所に返してあげるから」

ツナ・炎真・響・勇真『っ!?』


後ろの方から突如女性の声が聞こえ、ツナ達が振り向くと……1人は目にサングラスをかけ、長いピンクの髪をポニテールにし、90cm以上はある豊満な胸が目立つ、腰に二挺の真紅の拳銃を収納したホルスターを着用している女性、もう1人は顔に仮面をかけ
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