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レーヴァティン
第百九十五話 東国攻めその一

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               第百九十五話  東国攻め 
 英雄は江戸の政を進めつつだった。
 武蔵に多くの軍船を入れかつ兵糧や武具を江戸城に入れていった。また兵達も続々と集めさせていた。
 大坂でそうしつつ彼は語った。
「まだ戦はしないが」
「それでもですね」
「準備は進めていきますね」
「そうしてですね」
「そのうえで、ですね」
「戦に備えておきますね」
「そうする、そしてだ」
 英雄は幕臣達に話した。
「戦になればな」
「一気に関東に兵を入らせ」
「武蔵からもですね」
「そうしますね」
「江戸湾は水軍で制湖権を握り」
 そうしてというのだ。
「そこから上総や下総を攻める」
「安房もですね」
「ああした国々をですね」
「湖から攻めますね」
「そしてだ」 
 そのうえでというのだ。
「あの国々も掌握する、また相模等にもな」
「兵を送りますね」
「武蔵からも」
「そうもしますね」
「相模や伊豆は駿河から主力を送るが」
 そうするがというのだ。
「それと共にだ」
「武蔵からも攻め」
「そうして掌握していく」
「そうされますか」
「そして小田原城を囲む」
 関東のもう一つの巨城であるこの城をというのだ。
「そのうえで陥とす」
「あの巨城も」
「そうしますね」
「そしてそのうえで」
「相模も掌握しますね」
「伊豆もな」
 この国もというのだ。
「攻め取る、まずは相模と伊豆それに上野にだ」
 それにというのだ。
「下総だな」
「そうした国々を手に入れ」
「そうしてですね」
「他の国々にとしていきますね」
「その様に」
「そうだ、安房には上陸してな」
 船を使って湖から攻めてというのだ。
「上総、そしてだ」
「下野や常陸ですね」
「そうした国々も掌握していく」
「その様にしますね」
「関東はな、関東は広いが」
 しかしというのだ。
「そうして攻めていき関東を掌握すればだ」
「そうすればですね」
「それからはですね」
「足場を固めますね」
「内政によって」
「そうしていく、次は奥羽それに蝦夷となるが」
 しかしとだ、英雄は話した。
「それよりもだ」
「関東を固める」
「それを行い」
「そしてですね」
「それから奥羽や蝦夷となりますね」
「そうする、関東は掌握するとな」
 それからはというのだ。
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