暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga22-G最終侵攻〜Battle of the north. another side 1〜
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「はいっ!」

みんなで今後も揺らぐことのない絆、友情に微笑み合ってるとコロナが「進路と言えば、リヴィちゃん、もったいなかったよね・・・」って言って、話題がリヴィの選手引退に変わった。アルピーノ姉妹の妹リヴィは、管理局嘱託魔導師とホテルアルピーノ従業員に専念するため、わたし達が初めて参加したインターミドルチャンピオンシップに1回出場しただけで辞めた。ルールーは今も選手登録はしてるけど、ホテル経営を優先してるから大会にはあんまり出てない。

「リヴィ、都市本選4位まで行ったのにね」

「あと1歩でミッド代表3人のうちの1人に入れたんだけど」

「ヴィクターさんは強かったよね。魔力を防御力に特化させての打ち合いでリヴィのポイントと魔力を削り切ったんだし」

初参加で都市本選3位っていうことでリヴィは有名になったんだけど、リヴィはそのまま選手っていう路を自らの手で終わらせた。リヴィ曰く、面白かったけど家のことがやっぱ大事だし、とのことだ。それからはルールーのセコンドとして、ホテルアルピーノの宣伝と称して大会に参加してる。

「非公式ではありますが、結局わたしはリヴィさんに一勝することが叶いませんでした」

「DSAA格闘競技・U15では無敗にして全試合をKO勝利で収めたアインハルトでも、リヴィには勝つことは難しかったですね」

アインハルトさんは15歳以下でのU15大会においては一敗もすることなく勝ち続けて、今は15歳以上19歳以下のU19を舞台に闘い続けてる。そんなアインハルトさんは合宿でリヴィとDSAA試合ルールを用いての試合を何度かやってるけど一勝も出来てない。ちなみにリヴィはヴィクターさんとも非公式だけど試合して、3戦3勝と全勝を収めてる。だからリヴィを知る先輩たちは口をそろえて勿体ないって言ってる。

「合宿に行けば喜んで相手をしてくれるし楽しいって言ってくれるから、リヴィもきっと機会があれば大会に出ると思うんだけど・・・」

「だよね〜。ルールーとリヴィとメガーヌさんだけで切り盛りしてるんだし」

「アルファさん達がいてくれたら・・・」

わたしとリオとコロナは、もう二度と逢えない“スキュラ”姉妹のことを思い返した。ルシルさんが合宿に行けない時でもアルファ達“スキュラ”を召喚してくれて、その・・・雑用と言うかお手伝いさんとして、ホテルアルピーノの仕事を手伝わせてた。その間はルールーもリヴィも自由に練習できてたから。

「あの、フォルセティさんは、ルシルさんのエインヘリヤルを引き継いではいないのですよね・・・?」

「はい。エインヘリヤルを始めとして複製のすべてを継承して生まれるセインテストの対“エグリゴリ”用クローンは、そのクローンを生み出してるらしい専用施設からで、なおかつ先代が亡くな
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