第五章
[8]前話
「それで仲良くやっていけばいいさ」
「これからも」
「お幸せに」
響に笑顔でこうも言った。
「二人で」
「絶対にそうなります」
響は青島に笑顔で応えた、そして姓を池田と変えて幸せに過ごしていたが。
やがて男の子を生んだ、二人は結婚してからもいつも身体を動かしていたが我が子もそれに入れたすると。
「運動についてはか」
「はい、もうです」
響は既に別の部署だったが警部になっている青島に話した。二人共外見は変わっていない。
「それはです」
「小学校で一番なんだ」
「いつも私達の運動に少しですが突き合わせていたら」
それでというのだ。
「そうなりました」
「そうなんだな」
「いつも元気で」
それでというのだ。
「明るい子です」
「英才教育だな」
「英才教育ですか」
「話を聞いたらな」
青島は笑って述べた。
「それだな」
「そうですか」
「ああ、じゃあ元気な子に育てるんだぞ」
「私達みたいにですか」
「ああ、そうするんだ」
「健康第一ですし」
響もそれならと応えた。
「実際にそうした子に育てます」
「それが君達らしいしな」
青島は笑顔で述べた、そうしてだった。
彼の言葉通り響は夫と共に子供を健康的に育てていった、そうして親子で逞しい一家となった。
恋もパワー 完
2020・9・15
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