第三章
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「だからね」
「それでか」
「しっかり食うんだな」
「夜も」
「それでサーキットもか」
「しっかりするんだな」
「そうよ、二人でね」
池田と共にというのだ。
「するのよ」
「そうそう、夜もしっかり身体を動かして」
池田はここでも笑って話す。
「そしてだよね」
「お風呂に入ってね」
「休もうね」
池田も言う、そして。
二人は夜も身体を動かす、このことは平日だけでなく。
休日になるとだ、やはり朝走ってストレッチをしてだった。
「今日は何処に行こうか」
「山登ろう、近所のね」
響は池田に笑顔で話した。
「そうしよう、お弁当以て」
「山登りだね」
「それしよう」
「それじゃあね」
「休日も身体動かすんだな」
周りは二人のその話を聞いてまた言った。
「そうするんだな」
「前はテニスだったよな」
「その前は水泳で」
「それで今度は山登りか」
「休日もいつも身体動かしてるな」
「平日だけじゃないのか」
「だって身体動かしたら」
それでとだ、響は言うのだった。
「気持ちいいし休日は時間たっぷりあるし尚更ね」
「身体動かすんだな」
「そうするのね」
「休日こそ」
「そうするんだな」
「そうよ、身体を動かすことこそ」
まさにというのだ。
「いいから」
「それでか」
「本当に身体動かすの好きだな」
「彼氏さんにしても」
「兎に角そうなんだな」
「そうよ、頑張るわよ」
こう言ってそうしてだった。
響は休日も池田と共に身体を動かした、この日は山登りでわりかし高い山の登山道を結構以上の速さで進み。
頂上に行くとだ、そこでだった。
二人でサンドイッチとチキンナゲットを楽しんだ、飲みものは野菜ジュースで。
それでだ、その量を聞くと。
「二人共凄いな」
「どれだけ食べるんだ」
「やっぱり身体動かしてるとか」
「それだけ食うんだな」
「いつも身体を動かしてるからな」
「ああ、身体を動かして」
池田も言った、それも笑顔で。
「沢山食べてな」
「楽しんでるんだな」
「二人で」
「そうなんだな」
「そういうことだよ、これが最高に楽しいんだよ」
笑顔で言ってそうしてだった。
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