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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga22-E最終侵攻〜Battle of the central 1〜
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ンク、セッテ、ディエチ。すずかを任せたぞ」

「了解だ」「了解です」「了解!」

――ランブルデトネイター・マルチロックオン――

「私は盾なのよ、チンク」

――メタルダイナスト――

チンクは周囲に展開した投げナイフ24本をアルファ、デルタ、ゼータへ一斉射出。アルファがジャケットのポケットから取り出して、放り投げたいくつかの鉄片が巨大化すると、アルファとデルタとゼータを護る盾となって投げナイフを防御。

「ならば私は盾すらも断つ剣だ」

――スローターアームズ・セクステットダンス――

セッテが間髪入れずに“ブーメランブレード”を6本と展開して、次々とアルファ達の盾に投擲。”ブーメランブレード“はただでさえ切断力の高い武器で、しかも今は神秘が付加されている。どういうわけか“スキュラ”も神秘を扱ってるみたいだけど、“ブーメランブレード”の切断力とこちらの神秘の方が上回っているようで、盾が甲高い金属音を立てて切断された。

「ヘヴィバレル。バレットイメージ・スタンシェル!」

防御が崩れたアルファ達に向かって放たれたのは、ディエチの持つ大砲“イノーメスカノン”からのエネルギー砲。バレットイメージは砲撃の種類を変更するスキルで、〇〇シェルが変更された種類のエネルギーの名前になる。今回ディエチが放ったのは、スタン効果のエネルギー砲だ。ダメージを与えつつ対象の筋肉を麻痺させるというもの。相手はサイボーグでも人工筋肉を用いているから効果はあるはず。
着弾時に発生した放電が治まると、片膝を付いているアルファ達の姿が目に入った。その間にトーレ達は外の結界担当班と連絡を取り合って、結界の外へと出ていく。

「アルファ、デルタ、ゼータ。お前たちを逮捕する」

チンクが手錠を手にアルファ達に近付こうとした時、「なんちゃってー!」ってデルタがバッと立ち上がって、手にしているハンマー・“ケラウノス”を振り上げようとした。私はそれより早く「アイシクルアイヴィ!」を発動。氷と冷気の茨状バインドを遠隔発生させて、デルタの両腕を拘束した。

「あー! やったな!」

“ケラウノス”を振り上げることが出来なくなってデルタは悔し気にそう言うけど、すでに腕を拘束する茨にはヒビが入り始めてる。それより早くチンクは“ケラウノス”を片手で上から押さえ付けた。

「フローティングアイス!」

アルファとゼータも立ち上がったから、私は3人の頭上に氷塊を生成。巨大な氷塊を支える魔法陣を消失させて、氷塊を落下させる。“スキュラ”の鋼骨格はシスターズのものより強固だというのはデータから知っている。それはスペアでも変わらないのも戦役時に回収したスペアのスペックからも知っているから、氷塊の重量に押し潰されても破壊されることはない。

「サウザン
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