暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga22-D最終侵攻〜Battle of the west〜
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イムアイズ”のカートリッジをロード。

「すんすん。この匂い・・・フライハイトの神秘。あたしを相手にフライハイト?」

――アムブリオン・ブレイド――

「まぁ頑張ってみてよ」

宝石1個を右手に握ると同時、風の剣が生成された。向こうも剣士タイプのようだけど、宝石がどうも気になるのよね。だから「スバル、ミヤビが前衛。あたしとティアナで中後衛よ」って陣形を伝えると、3人は「了解!」って応じてくれた。一応この班のリーダーは、特騎隊の一員であるミヤビなんだけど、ついついあたしの隊みたいに指示しちゃうわ。

「アリサさん! 撃ちます!」

――クロスファイアシュート――

「ええ! スバル、ミヤビ、よく見ておいて!」

――フレイムバレット――

あたしとティアナの放つ射撃弾幕にラスティアは大きく回避行動を取って躱すけど、ティアナのクロスファイアは誘導操作弾で、避けた先から魔力弾は追い縋ったり、発射された魔力弾も射線を曲げて迫っていく。さらにあたしも火炎弾を直射から誘導操作に切り替えて、ラスティアの魔術の種類を少しでも引き出すために連射する。

「ちょっと面倒くさいなぁ。なら・・・! アムブリオン・セイバー!」

ラスティアが両手に持つ風の剣を左右に開くように振るって放ったのは、暴風の剣状砲撃。砲撃はあたしとティアナの弾幕を真っ向から消し飛ばして、そのままあたしとティアナ、スバルとミヤビに襲い掛かった。

「うわっと!」

「アリサ先輩! ラスティアにも遠距離攻撃があると判りました! 私とスバル先輩もそろそろ攻撃に加わろうと思いますが!」

「そうね! お願い!」

ミヤビの提案を受け入れる。近距離だけしか攻撃方法が無いならあたしとティアナで遠くから攻撃し続けて、疲労させてやればいい。だけどそうでないなら近距離・遠距離のコンビネーションで一気に畳みかけるのが上策よね。

「スバル先輩!」

「うん、お願いします、ミヤビさん!」

あたしとティアナの魔力弾連射の合間を縫うようにスバルとミヤビが突っ込んでく。ラスティアは「今度はこっちのターン!」って風の剣を消し、持っていた宝石を宙にポイッと放り投げた。と思えば、別の宝石をパシッと手に取った。

「テッラ・スクード!」

あたし達とラスティアを隔てるように地面から隆起したのは岩と土の混合防壁。魔力弾幕がガンガン当たってくけど、表面を少し削るだけで破壊するには至らなかった。これはちょっと苦労しそうね。

「時間的にちょうどいいし、全力全開よフレイムアイズ!」

≪応よ! スリーズサンズ・レガリア、起動だぜ!≫

†††Sideアリサ⇒ミヤビ†††

ラスティアと名乗る少女を打ち倒すべく、私はアリサ先輩、スバル先輩、ティアナ先輩の
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