暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga22-C最終侵攻〜Battle of the East〜
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に向けた。

「エラガバルスキャノン!」

そして放たれる火炎砲撃。私たちはそれぞれの回避行動で躱すんだけど、今放たれたのは「連射タイプ!?」の砲撃のようで、避けた先にも火炎砲が放たれてきていた。慌てて急制動を掛けて火炎砲に突っ込むのを阻止。すぐに「アクセルフィン!」を発動して急上昇することで追撃を回避した。

「なんからしくないね、今のシュテルは!」

――エクセリオンバスター・マルチレイド――

砲撃を撃ち続けるシュテルの四方で高速移動させていたブラスタービットから同時に4発と砲撃を発射。シュテルは私とヴィータちゃんだけを狙って撃ってきていたけど、突然考えを変えてブラスタービットを撃ち落としにこられても嫌だし。

「(会話で少しでも気を散らせることが出来れば・・・)以前のシュテルはもっとこう・・・激しく動いて相手を倒しにかかってくるような子だったのに!」

――フレイムプレート――

シュテルのシタデルユニット4基から赤い魔力シールドが生成されて、私の砲撃を完全に防いだ。けど、シールドは砲撃を防いでる最中。そこに本命の“レイジングハート”からの1発を発射する。

「必要性に駆られたからですよ。エルトリアは現在、死触現象とは別の問題を抱えています」

――メテオーア・フリーゲン――

そう言いながら私の砲撃を火炎砲で迎撃したシュテルの頭上、ヴィータちゃんの放った燃える大物質弾が3発と急襲。その攻撃をシュテルはミッド魔法陣のシールドを展開することで防御。着弾時に発生した爆炎と黒煙がシュテルの姿を覆い隠した。

「ギガントハンマァァァァーーーー!!」

ユニット4基と迎撃砲は私で釣って、シュテル自身のシールドはヴィータちゃんの射撃で釣った。最後はヴィータちゃん自身による直接攻撃でシュテルへのダメージを狙う。“アイゼン”を振り被りながら黒煙に突っ込んだヴィータちゃんの姿は、振るわれた“アイゼン”が黒煙を晴らすことで視認することが出来た。

「「籠手・・・!?」」

ヴィータちゃんの強大な一撃は、シュテルの左籠手で完璧に防がれていた。しかもシュテルはその場から一歩も動いてない。いくら防いだとしてもその衝撃は強烈で、普通は衝撃に耐えきれずに吹っ飛ばされる。しかも今の“アイゼン”はギガントフォルム。それをシールド越しとはいえ受けたのに立ったままだった。

「ヘリオポーズ・ランパート」

「っ! ヴィータちゃん、シュテルから離れて!」

「っく!」

シタデルユニット4基がシュテルの前後左右の位置に着くと同時、4基が同時に放射状の炎の膜を発生させた。4つの炎の膜は合流して、シュテルを覆い隠す半球状のバリアとなった。

「死触現象を兵器利用しようと考えた異世界人による侵攻です。紫天の盟主ユーリ
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