暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga22-C最終侵攻〜Battle of the East〜
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の“レイジングハート”のエクセリオンモードと似通ったデザインなのは変わらずだけど、今の私の“レイジングハート”とは違くてヘッド部分が少し細長くなってる。あと、両手に1本ずつ。杖と言うより槍。ソレが2本あるんだ。
「二槍流って感じか。それにシュテルの側に浮いてるアレら、なんかフォートレスみてぇだな」
「うん。シタデル・・・、意味は城塞だよね」
私のブラスタービットよりちょっと大きな遠隔操作機が4機、シュテルの四方を護るように宙に浮いてる。あとすごい気になるのが、両手に持ってる2本の“ルシフェリオン”の給弾口から伸びてる弾帯。1本につきおよそ100発、計200発のカートリッジを使えることになるわけだ。シュテルを速攻で負かすのは無理かも。
「名を勝手に暴かれ、暴いたチームメイトは自ら名乗り、素顔を晒したのです。片意地を張っていても馬鹿馬鹿しいだけです」
ソアラって子もローブを脱ぎ捨てて素顔を晒した。真っ先に目に付いたのは銀色の長いおさげ。前髪はルーテシアやメガーヌさんのような額を大きく出すM字。蒼い瞳はどこまでも澄んでいて、犯罪者なんて思えない綺麗さ。膝下まである白のセーラーワンピース・黒リボン。そして蒼いワンピースと同じ長さのエプロンっていう格好だけど、神秘を含んだ魔力で構築されてる防護服だってことが判る。
「ではしばらく私やシュテルと戯れていただきましょうか」
ソアラの持つランスからバチバチと黒い放電が起こって、「参ります!」の一言を合図に黒雷チーター9頭を引き連れて突撃してきた。さっきの作戦通りにソアラとチーターはクラリスちゃんとナデシコに任せて、私とヴィータちゃんとリインは「シュテル!」を止めるために行動開始。ヴィータちゃんと一緒に空に上がって、足元を通り過ぎてナデシコに突撃していくソアラ達を見送った。
「ルシフェリオン。ダブルカートリッジロード」
シュテルがそう言うと、2本の“ルシフェリオン”が同時にカートリッジをロードして、両方の石突に環状魔法陣を1つ展開。あと穂先にも環状魔法陣を2つと展開した。もう言葉では止まらない。だから私とヴィータちゃんは「カートリッジロード!」を行った。
≪Load cartridge≫≪Explosion≫
『なのは。シュテルのシールドを引き付けてくれ。あたしがシュテル本体を狙う』
『了解。やり過ぎないようにね』
「『そりゃアイツ次第だな』リイン、アイゼン!」
『はいです!』
≪Gigant form≫
“アイゼン”のヘッド部分を大きくしたヴィータちゃんに続いて、私はブラスタービット4基をシュテルの四方に配置させて砲撃をスタンバイ。そんな私たちにシュテルは「まぁそう来ると思いました」って“ルシフェリオン”の穂先を私とヴィータちゃん
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