3話 最後の修行は孫悟空と…!! 前
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おそらく、いつもの異次元空間の入り口だろう。
よし!頑張るぞ!!戦略は勇猛果敢で命を大事に!!
矛盾しているが文句は受け付けない。
そして…光の扉を通った先にはなんと……壁や景色の無い部屋?のような空間で
あるのはイスが二つだけ……。
「では、このイスに掛けてください」
「え?イスに掛けるだけですか?」
「はい、そうですよ」
小竜姫様はこの部屋でどんな修行をするのか?と思えばただ一つのイスに座って
空いているもう一つのイスに座るよう俺に指示するのみ。
もしかして簡単な修行なのか?
少し気が楽になった俺は小竜姫様の指差すイスに座る。
すると……
ヴン
部屋が中華なお部屋に早代わり。
なんぞこれ?
☆☆☆
「ウキキ、ウッキー」
「この方が私の師匠、猿神の斉天大聖老師です。
今回の修行は老師に見てもらうことになりますので頑張ってください」
中華なお部屋から廊下を通って、さっきのイスのあった部屋よりも大きな部屋に案内された
俺。
そして、驚く事にその部屋では猿が格ゲーをしていたのだ!!
しかも、この猿はただの猿ではない、小竜姫様の紹介が正しければ、この猿はなんと
あの小竜姫様の師匠で誰もが知ってる孫 悟空と言うのだ。
し、信じたくねぇ……。
目の前でウキウキ言っているこのゲーム猿があの孫 悟空だなんて……
それから俺はお猿の世話をする事になりました。
どうしてこうなった?修行は!?
☆☆☆
お猿の飼育を始めて半年。
もしかして最後の修行ってこの猿が死ぬまで世話をしろと言うのですか?
俺、そろそろ限界なんですけど……。
「ふむ、左手に封印されている鬼の影響かの?以外に時間が掛かったわい」
「へ?」
疲れて、うつぶせになっているとお猿が話しかけてきた。
喋れるの?
「どりゃぁあああ!!」
お猿の叫び声が聞こえた後、飼育(修行)を始める前の空間に戻っていた。
おや?これは一体どういうことだ?首をかしげていると
お猿が目の前に現れ事情を説明し始めた。
「これは修行を始めるための準備運動じゃ。お前の魂はわしの精神エネルギーを大量に受けて
加速状態にあったのだ。あの仮想空間でわし等三人は繋がって居ったのじゃよ。
そして、加速状態から介抱された今、お主の魂は一時的に出力を増しておる。
その隙に己の潜在能力を引き出せ!さもなくば死ぬぞ!!」
「マジで!?」
吼えた後、お猿は巨大なお猿となって、俺に襲ってきた。
半年ぶりの命の危機!いやさっきのは加速状態だったから数十分前ぶり?
って、そんな事を考えている場合じゃない!!
ドゴォオオオオン!!
お猿の武器らし
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