暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
スーパーロボット大戦OGs
0029話
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ネレーターの併用でまずエネルギー切れは無くなったと思ってもらっても構わないわ」

 つまり、クロノスに時流エンジンとテスラ・ドライブと追加ブースターをセットにして押し込んだって事か? 確かにそこまでやれば大型にもなるか。

「で、武装については右側から伸びているのがビームガトリング砲の砲身。左側から伸びているのがリニア・レールガンの砲身ね。後、クロノスにまだ多少余裕があったから追加でソードブレイカーを左右に4機ずつで合計8機追加装備しているわ。それとビームガトリングとリニア・レールガンは普段は折りたたんでおく事が可能になっているわ。でないと近接戦闘や高機動戦闘の時に邪魔になるでしょう?」

 ……何と言うか、牛丼が食べたいと頼んだら超高級料亭のすき焼きが出てきた感じがする。
 とは言え、戦力がアップするのは嬉しいから大歓迎なんだが。

「いや、正直凄いな。さすがレモンと言うべきか」
「クロノスを装備している状態はASK-AD02Cグロウセイヴァーで登録しておいたわ」
「グロウセイヴァーか。いい名前だ」

 俺の新たなる愛機、グロウセイヴァーを眺める。
 元々ガンダムに似た外見だったアシュセイヴァーだが、クロノスを装備した為に、より重厚な雰囲気を感じさせるようになった。

「まずは訓練だな。いくら良い機体でもパイロットの俺が乗りこなせないようじゃ本末転倒だ」
「そう思って、シミュレータにもきちんとデータを入力済みよ。それが終わったら実機訓練が出来るようにヴィンデルにも許可を貰ってるから安心して」
「そうか。悪いな」

 レモンに礼を言い、早速シャドウミラー専用のシミュレータ室へと移動する。
 やはり自分の手が入った機体が気になるのか、レモンも俺の後に付いてきていた。

「正直、戦力的にはノーマルのアシュセイヴァーと比べて2.5倍くらいになってると思うわ。まあ、開発者の欲目も入ってますけどね」

 シミュレータの設定を弄っているとそうレモンが声をかけてくる。

「了解した。そのつもりで操縦させてもらうよ」

 レモンに返事を返し、シミュレータを開始する。

「まずは機体を動かす所からか」

 まずは軽くグロウセイヴァーで歩き、機体バランスを確かめる。
 クロノスの為に相当重量バランスが変わったかと思ったが、全くそんな感じはしない。それ所か、ノーマルのアシュセイヴァーよりも機体バランスは上のような気がする。 草原フィールドで数分歩き、機体バランスを確認した後でテスラ・ドライブを起動させる。軽い浮遊感を感じ、気が付くと既にグロウセイヴァーは空中に浮かんでいた。
 士官学校のシミュレータで量産型ゲシュペンストMk-Uを使用していた時は空中に浮かぶ時に微妙な違和感があったりしたのだが、この機体はそれら
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