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剣製と冬の少女、異世界へ跳ぶ
078話 記憶巡り編 とある視点で見る記憶 その5
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負担かけまくってるじゃん。

『お前は戦わずに聖杯戦争を終わらせるつもりか?』
『言ったはずだ!戦うときは戦う』
『だが、誰も殺さない。自分が背負う事で万物全てが救えると考えている。おめでたい話だ。理想論を抱き続ける限り現実との摩擦、無情は増え続ける』

アーチャーさんはそれで飛び去りながらも、

『お前が取ろうとしている道はそういうものだ。無意味な理想はいずれ現実の前に破れるだろう。それでも振り返らずに、その理想を追っていけるか? 衛宮士郎……』

そう言い残して姿を消したアーチャーさん。
士郎さんはアーチャーさんが何を言いたいのか分からずに悩みだしていた。











だけど、なんとなくだけどこの二人の関係性が理解できたかもしれない。
おそらく、アーチャーさんは行くところまで行ってしまった士郎さんの未来の姿で過去の士郎さんに己のすでに通り過ぎてしまった道がいかに無意味で醜悪なものであったかを説いてるんだと。
おそらく協力関係になるんだからこんな光景はこれからも何度かあると思う。
助言ともなるし、でも士郎さんはおそらく同族嫌悪してしまい素直にアーチャーさんの言葉を受け入れないと思う。


そしてアーチャーさん自身も振り返らずに理想を追い続けてた先になにかがあって理想が擦り切れて果ててしまって正義の味方をもしかして憎むようになっていったって感じかな?
憎んでるのかはまだわからないけどわたしの予想は大体当たっていると思う。

そして浮かんでしまうのはやっぱり『自分殺し』。
サーヴァントは願いによって呼ばれるという。
そんなアーチャーさんが適当にこの世界に呼ばれるのも意味があったんだって。
この士郎さんの記憶で今後自分殺しをアーチャーさんがしてくるのかはまだ分からないけど、もししないのであればここで出てくるのがわたしの創作脳!!


おそらくだけどこの士郎さんの記憶は仮にセイバーさんルートと名付けよう!!

だからまずは基本に忠実な感じ!!

言うならばチュートリアル!!

プレイヤーにまずはこの聖杯戦争がどういうものかわからせるもの!!

誰が敵で、誰が味方なのか、隠しキャラはまだ出てこない感じ!!

本気で正当な聖杯戦争をやる感じ!!

人間がサーヴァントに抗う道理はないと分からせるというもの!!

そしてからの第二部!!仮に凜さんルート!!

アーチャーさんの恨み節が炸裂ししっちゃかめっちゃかに聖杯戦争のルールが破られていく感じ!?

士郎さんとアーチャーさんの因縁が衝突して、そこでそれとは別として芽生える凜さんとの恋心!!

からの主人公覚醒イベント!!

今の士郎さんの戦闘力ならラスボスでも通用するかもしんないしね!?知らん
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