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手かざしをする猫
第一章
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「そうなんだ」
 弟は兄の言葉に頷いた、髪と目は兄と同じ色だが顔立ちは幾分穏やかで金髪はロングにしている。背は一七二位でやはり引き締まった体格である。
「飼い主になって欲しくてお願いしていたのかな」
「そうみたいだな、俺にもそうしてな」
「それで印象に残ったからなんだ」
「こいつにしたんだよ」
「成程ね」
「それで前足出すのが癖になったのかもな」
「人が前に来ると」
 シエナを見ながら言った。
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