暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第3部〜希望と絶望の宝石〜
第20話『新世代、失敗する』
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きを封じられてしまう。
「ファントムブレ」
ティアナはチャージを済ませ、必殺の砲撃であるファントムブレイザーを放とうとするが、それを封じるが如く、なのはのクロスファイアシュートによって封殺し、ティアナの戦意と意識は消失する。それを見たなのはは追撃の準備を始める。
「どういうことだ、聞いていない!ロードスラスター、モードリリース!」
雅はセイクリッドグリッターを握る。
「ティアぁぁぁ!」
スバルは叫ぶ。そして、なのはは二発目のクロスファイアシュートを放とうとする。しかし、それは放たれる前に消失し、なのはとティアナは雅の発動したカルテットバインド・ダブルトラップで拘束される。
「高町教導官、ここは一体どういうことですか?」
なのはとティアナの間に立つように雅はトライフィンで浮遊する。
「それは、せっかく練習の成果を活かす為の場所を無茶苦茶にされたから!」
「なら何故二度目を撃とうとしたのですか?確かに、自爆特攻はさせてはいけない。それを実行しようとしたランスター、並びにナカジマ両仁藤陸士の行動は咎めるに値する事です。ですが、行為自体は過剰を超えています。あなたのしたことは、校則違反に対して体罰を行うことと何も変わりません。それから、練習通りの行動なら模擬戦ではなく演習にするべきです。」
雅はなのはに話す。
「高町教導官、貴方の方で教育しているランスター、ナカジマの両二等陸士の身柄はこちらで預からせていただきます。今の状態で教導官と共にするのは危険です。」
「…わかりました。」
雅はなのはとティアナ、そしてスバルのバインドを解き意識を失っているティアナを抱きかかえ、スバルに自身のコートの裾を握らせるとワープのカードを使って国家象徴宅に帰る。
「あれが、本気を出した雅国家象徴…」
キャロは唖然としている。
「あれは雅の一面なだけだよ。それより、二人のことで私も雅と話さないといけないから、二人共今日はここまで。部屋で待機していて。」
フェイトはエリオとキャロに言うと転移魔法を使って国家象徴宅に向かう。
「雅、どうするの?」
「とりあえず、ティアナさんには医務室で寝てもらって、スバルさんに付き添ってもらっている。それにしても、僕は言っておいたはずなんだ。全員が高町なのはではない、と。」
「それで、これからは?」
「二人には僕の下で学ぶべきことを学んで貰ってから返すつもりだ。すまないが、フェイトはしばらくの間は六課の寮にいてもらえないか。」
「わかった。丁度ガジェットドローンが出現したみたいだから私は向かうね。」
フェイトは転移魔法を使ってなのは達と合流し、ガジェットドローンを撃破してゆく。

「…そんなことが、なのはさんの過去に…」
その頃、シャーリーからエリオとキャロはなのはの過去に何が起きていたのか話していた。

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