最終章:無限の可能性
第279話「死闘、勝利の可能性」
[9/9]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
経験を引き継いだ事でなのはが単騎で渡り合う。
小太刀二刀で攻撃を逸らし、相打ち覚悟でカウンターを放った。
「っつ……!」
障壁でダメージがほとんど殺されたが、確かに命中した。
しかし、なのははそれ以上にダメージを受け、吹き飛ばされていた。
「“デアボリック・エミッション”!!」
目を離した隙を生かし、はやてが魔法を放つ。
さらに、アリサ、すずか、アリシアが霊術で包囲する。
「っ、あ……!?」
「しまっ……!?」
だが、転移を封じていないがために、四人とも次々と理力の奔流に吹き飛ばされた。
「僅かな“可能性”に賭けて食らいつく。良い心がけね。でも、その“可能性”は悉く潰させてもらうわ」
レイアーも、最初の油断はしなくなっていた。
僅かな隙を突いてくるのならば、“可能性の性質”の神として、僅かな“可能性”をも潰すつもりで攻撃するようになっていた。
「結局、人間は人間なのよ。人の身のままで、そう簡単に神に勝てると思わない事ね」
レイアーの発言に、誰も言い返さない。
代わりに、立ち上がって構え直す事で返答とする。
「それでも……私達は、負けない!!」
ここが正念場。そう思ってなのはは叫ぶ。
同時に、他の皆も立ち上がり、再びレイアーに挑みかかった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ