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フォース・オブ・イマジナリー
Turn:28 ヴァンガード地区大会
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ち進められるよう頑張らなきゃね」
「メガラニカ支部では負けちゃったけど、今度は負けませんから!」

三人そろってファイトテーブルに立つヤイバたち
ベスト16まではチームの3人が同時にファイトを行うことになる
「「「スタンドアップ!」」」
「ザ!」
「「「ヴァンガード」」」

「立ち上がれ!勇気の光!ブラスター・ブレード!」
「オーバーロードのスキルによりスタンド、再びアタック」
「ライド!ヘキサゴナル・メイガス!」

「ま、間に合ったぁ」
観客席にいるタクヤとコユキのもとへ駆けてくるアリサ
「あれ?二人だけ?」
「ああ、当麻は塾のテストだってさ、あとからくるってさ」
「そうなんだ………あ!お姉ちゃんたちの試合は」
「あそこ、だけどもう終わりかな」

「モナークサンクチュアリ・アルフレッド!」
「ドラゴニック・オーバーロード!」
「ヘキサゴナル・メイガス!」
「「「アタック!」」」
勝利を収めて1回戦を無事突破した
「ああ、終わっちゃった………あれ?」
姉のファイトを見逃してがっくりしているとちょうど近くのエリアでファイトしていたらしいルカの姿を見つけるアリサ
「あの子、確かヤイバさんの………」
「くっ、強い………」
敗北したショックでうなだれる対戦相手に目もくれずさっさとテーブルを離れるルカ
「なんだか………怖い」

順当に勝ち進んでいくヤイバたち
ついにベスト16まで進んでいた
「次勝てばチーム男前と直接対決か………」
「ベスト16からは1試合ずつやって先に2勝した方が勝ちだったな」
「ギアースも使うんだよね………相手は」
「私たちよ」
声のした方にヤイバたちが振り返ると以前ショップ大会で対戦した日下ツムギ
そしてドラエン支部のイベントで出会った志野田ナズナがいた
「お前ら同じチームだったのか」
「誰だ?」
「二人とも前に宮導君が対戦したことがあるの、どっちもすごい強くて」
「なるほど、相手にとって不足はないというわけか」
強敵の出現にシュンも笑みを浮かべる
「ひゃー、私は緊張してきた」

観覧席で見学していたコユキとタクヤ、それにアリサのそばに石田先生がやってくる
「よお、飛鳥に秋吉」
「先生!?どうしてここに」
「俺もヴァンガードファイターのはしくれだぜ、生徒たちの晴れ舞台観に来るくらいいいだろう、そしたらそこでこいつに会ってな」
「間に合ってよかったよ」
石田先生の指さす先にはテストを終わらせて駆け付けたスグルの姿があった

「それで、順番はどうする?」
「これで決めよう」
そういってシュンがみせたのはグレード1から3のカード
「えぇっ!?グレードじゃんけんで決めるの?いいのそんなで」
「日下ツムギも志野田ナズナもやりがいのある相手であ
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