暁 〜小説投稿サイト〜
フォース・オブ・イマジナリー
Turn:28 ヴァンガード地区大会
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宮導チカゲです」
「ドラゴンエンパイア支部の職員さんなんだよ」
ヒトミが付け加えるとシュンも納得したように声を漏らす

食後にヒトミとチカゲがファイトをしている
「バイコーンのブースト、アーティラリーマンでヘキサゴナル・メイガスを攻撃」
「うぅ………ノーガード」
ファイトはチカゲの勝利で決まったようだ
「でも今の、ヒトミちゃんが完全ガード持ってたら危なかったなぁ、それに、まだ何か切り札隠してるでしょ」
「えっ?そうなのか?」
「一応………でもまだ引けたことないんだぁ………それに………」
カードを片付ける準備をしながら山札の上のカードを確認するヒトミ
「あっ………」
それを見てすぐさま山札に戻すとデッキをまとめてシャッフルする
「………あれ?あぁ!ロゼンジも一緒に混ぜちゃった」

地区大会の会場へとやってきたヤイバたち
たくさんのファイターたちで会場内はにぎわっていた
「すっげぇ、これみんな参加者なんだな」
「ああ、緊張してきた」
「ふっ………」
これだけのファイターが一堂に集う大会に参加するということで武者震いするのを感じるヤイバ

組み合わせ表を見るため移動していたヤイバたち
「どんな相手とファイト出来るんだろうな」
「どんな相手でも負けるつもりはないさ」
「ううっ、まだ緊張が………あれ?」
緊張が解けないまま歩いていたヒトミだったがふと目の前にある何かに気づいて足を止める
「どうした?」
「いや、あそこ………組み合わせ表のところにいるのって………」
ヒトミに言われヤイバもそちらを見てみると見覚えのある姿がそこにはあった
「ルカ!」
名前を呼ばれたルカもこちらに気づき近づいてくる
「お兄ちゃん………」
「同じブロックだったんだな」
「誰だ?」
「離れて暮らしている宮導君の妹さん」
「妹………ずいぶん雰囲気が違うんだな」
「えっ?」
シュンに言われて二人の様子を見るヒトミ
ヤイバは楽しげだがルカはどこか遠くを見ているような………
「本当だ………私全然気づかなかった」
「ま、離れて暮らしている分色々あるんだろう、詮索するだけ野暮だ」

ルカと別れると改めて対戦表を確認する
「えっと………あった、Bブロック」
「ルカちゃんのチームはどこだろう」
「あっ、聞くの忘れてた」
「まあ、お互い勝ち進めばそのうち当たるだろう」
「また会ったわね」
ふと声をかけられてヤイバたちが振り返るとレイラ達チーム男前のメンバーが揃っていた
ユウダイも一緒だ
「チーム男前………」
「レイラさんたちも組み合わせ表を見に?」
「ええ、えっと………」
「あそこだな、俺たちとはベスト8で当たる」
シュンに言われてみてみると確かにチーム男前の名前があった
「それじゃ、お互いそれまで勝
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