敵は敵でも好敵手?
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ぁ…。
私からそんな評価を受けているイタチといえば、表情をしかめっ面に変えた私の撫でやすいらしい頭を撫でながら。
「サスケを頼む」
と、意味ありげな言葉がイタチの口から出てきた瞬間、私は反射的に跳び上がってイタチの肩を掴み、強制的にしゃがませる。
「?」
不思議そうな表情をするイタチだったけど、そんな事は知った事じゃない。
まったく、イタチもまだまだ子供だろう。
忍として色々とやってるけど、まだまだまだ子供だ。それなのに抱えすぎだと、私はいつものお返しだとばかりに、イタチの頭をこれでもかっていうぐらい撫でた。
「イタチさんが一番です」
サスケにとってみたら、イタチが一番だよ。
「……」
伝わったかどうかは分からないけど、イタチは口を噤んだまま、黙って私に撫でられ続けていた。
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