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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章へと向かうその前に…
姉と出禁と紫の未亡人
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「姫は!!!!!!!!嫌だァ!!!!!!!」

ホテルの部屋にて、おっきーは叫んでいた。

「頼むよこの通り。ほら、欲しいゲームあったろ?」
「やだ!!!姫は絶ッッッ対に!!嫌だ!!!!!」

叫んでいたというか、猛烈に拒否している。
理由はとっても単純だ。

「俺約束しちゃったんだからさ。ほら、ここは背水の陣作戦で当たって砕けろってことで。」
「何勝手に人の逃げ道ふさいじゃってるのぉ!?!?」

さっき弟くんと約束したアレ。
「明後日、必ずキュア☆おっきーは出ます」と言った約束だ。

「やだ!姫は絶対にやだ!!もうあんな思いしたくないもん!まーちゃんには分からないんだ!全身筋肉痛の辛さが!姫の痛みが!!」
「大体なんでサーヴァントが筋肉痛になんだよ。」
「姫もわかんない!!」

「一体なんでい。隣の部屋からも聞こえたヨ?」

と、出たくないというおっきーの叫びに隣から苦情が。

「あ!北斎先生!それに式部パイセンも!」

やってきたのは葛飾北斎に紫式部。そしてそのマスター達だ。

「式部パイセン聞いて!姫が水着になりたくないって言ってるのにまーちゃんがなれって言うの!ヒロインショーに出ろって言うの!!」
「は、はぁ…?」

擦り寄るなよ。

「式部パイセンなら分かるよね!!同じ文化系サーヴァントとして分かるよね!!最近水着実装されたから分かるよね!!」
「何が…でしょうか?」
「ほら!なるでしょ!?水着になった後、副作用のように全身筋肉痛になるでしょ!?ね?ね?ね?」
「…なりませんが。」
「ほーら言った!式部パイセンだって………


……え?」

なりませんがって仰ったぞ。

「え?嘘ですよね!?嘘ですよね式部パイセン!まーちゃんの肩持たなくて良いんですよ!?」
「以前水着になった事はありますが…通常に戻った後特にそれといったものは無く…私が、おかしいのでしょうか?」
「いや紫式部さん、アンタは正常だよ。」

おっきー曰くキャラ被りしている紫式部なら同じ筋肉痛の副作用に悩まされていると思い、味方を作りたかったのだろう。
だが返ってきた答えはNO。
紫式部は水着になっても何の影響も副作用もないのだと言う。

「だってよ。おっきー。」
「やだ!それでも姫は水着にならない!キュア☆おっきーは死んだの!!」

子供(主に大きなお友達の方)の夢をぶち壊すんじゃねーよ。

「水着になりたかない、ねぇ。確かにそりゃおれも思うところはあるナ。」

だが、こんなところでおっきーの味方をする思わぬ人物が。
それは

「え?なんで?水着のお栄ちゃんかわいかっ」
「お前は黙ってろマゾ犬。今度"あいつ"の事言ったら貞操帯かつ感度千倍メスイキ寸止め地獄の刑だ
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