暁 〜小説投稿サイト〜
自閉症を癒してくれる猫
第一章
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ええ」
 娘が自分から言ってきたことに驚きつつ答えた。
「じゃあすぐにクレヨンをね」
「買ってくれるの」
「持って来るから」
 こう娘に答えた。
「そうするからね」
「だからなの」
「描いてあげてね」
 スーラをというのだ。
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