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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章へと向かうその前に…
☆打出の小槌でおねショタの時間だ!!三者三様のおねショタえっちしようぜ!!!!!
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わゆるイケメンの類だが…残念だな!男は中身で勝負。ハートがアツい俺の方が上だ!
ってそうじゃない。

「おまえ、だれだ!」
「…おれ?やまと。」
「…やまと?」
「そう、りんどう やまと。」

ベッドで寝ていたそいつはそう答えた。
名前はりんどうやまと。
そして俺達と同じく、どうやってこの部屋に来たかの記憶が無い。

「おれたち、ゆうかいされたんだ!」
「そうなんだ。」
「そうなんだ。じゃねーよ!」
「ぼくたち…ゆうかいされたの…?」
「あーもうおまえはなくな!ほら!アメやるから!」

変に冷静というかマイペースなやまととかいうヤツ。
そして誘拐というワードを聞くなりまた泣き出しそうになるまい。
とりあえず机の上にあった飴を手に取り、泣き止ませておく。

「たすけがくるまでまてばいいんじゃない?」
「ムカつくくらいれいせいだな、おまえ。」
「だって、ここでへんになにかしたらゆうかいはんをおこらせてころされちゃうかも。」
「ぼく、ころされるの…!?」
「だからなくなって!!おい!!おまえへんなじょーだんいうのやめろよ!!」

またこいつがなきだしそうになるのでアメをまたやる。
と、3人でこうして無駄な時間を過ごしている時だ。

「…!」

足音だ。
ドアの向こうから、足音が聞こえる。話し声もだ。
そしてドアの前で止まる足音。
来た…誘拐犯だ。
複数人はいることは明らか。
ここはやまとの言う通り、大人しくするべきか。

「…。」

静まり返る部屋。
まいは怖いのか、俺の袖をぎゅっと掴んだまま離さない。
やまとは

「だれかくる。」

冷静なままドアを見つめている。
そしてドアノブがゆっくりと回り、がちゃりと開かれる
一体どんなやつなんだ?
そう思いながら身構えていると…。

「やっほー、まーちゃん。」
「!!」

メガネをかけたお姉さんが入ってきた。
後ろからも髪の白いお姉さん。着物を着たお姉さんと合計三人のお姉さんが現れた。
こいつらが誘拐犯?いや違う。
俺は…このおたくっぽいお姉ちゃんを知っている?
そう、そうだ…!
この人は…!

「お姉ちゃんだ!!!」

それを見るなり、さっきまで怯えていたまいは着物のお姉さんに飛び込んで行った。

「おーよしよし。おれも会いたかったヨ?」
「お姉ちゃん!あのねあのね!ぼくね!」

さっきまで怯えていたまいはぱぁっと笑顔になり、元気に着物のお姉さんとお話している。
そして

「ど、どうも大和くん。元気してたー?」
「あ、あの時の。」
「そうそう!」
「鼻血垂らしたお姉さん。」
「違う!変な覚え方しないの!!」

やまとは白い髪のお姉さんと知り合いらしい。
ってか鼻
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