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幸せが逃げて当然
第二章
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「ええ、じゃあこれからは」
「タマと暮らしていこう」
 夫婦の考えは完全に定まった、こうしてだった。
 美里と洋太郎はタマと暮らしはじめた、タマは最初は家に馴染んでいなかったがそれが次第にだった。
 馴染んでいき暫くするとすっかり二人の家族になっていた。二人はタマと共に幸せに暮らす様になったが。
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