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可愛い犬を見て
第一章
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くて外見も可愛いから」
「ずっとね、ただね」
 ここで由利香は暗い顔になってだ、母に話した。
「百田さんみたいに」
「あの人達ね」
 喜久子は由利香が話した名前については雲った顔で応えた。
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