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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
幕間〜なのはの思い
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があって………」
今悩んでいることの全容を話した。
「……なのは」
「なに?」
「答えは、自分で見つけなさい。そうすれば、あなたは女として、人として一回り成長するわ。だから今はたくさん悩みなさい。そうすれば、自ずと答えは出てくるから」
「うん………」
お母さんからのアドバイスは、『もっと悩め』だった。
無論答えも教えてくれない。でも、その悩みは大切なことだ、と教えてくれた。
「私は、どうしたいのかな………」
ヴィヴィオと二人でいる時、思うこと。それは、この子の事を見る私が変わってきている、という事。
被保護者から、娘へと……
この件が片付いたら、正式に養子に取ろうと思う。無論、ヴィヴィオが嫌がらなければだが。
士郎君と二人でいる時、思うこと。嬉しいような、恥ずかしいような、よくわからない気持ち。この気持ちの正体がわかる日は来るのかな………
考えながら通信のために来ていた屋上を後にした。
………その時、私を見ていた人影があったことに気づいた。
「……誰?」
「私や」
「はやてちゃん?」
聞いていたのかな?
「なのはちゃん、私が言いたいんはこれだけや。……頑張れ。でも、助けられん。これは、なのはちゃんが一人で辿り着かないといけないものやから。それじゃ、おやすみ。また明日な」
それだけ言ってはやてちゃんは戻っていった。
……………………………………………………
部屋に戻ると、言い争うランス君とフェイトちゃん、それをなだめる士郎君とヴィヴィオ、といういつもの光景が目に入った。これからもこんな日が続くように……そのために私は戦う。その思いにだけは、迷いはない。そうだよね、レイジングハート?
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