暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第3部〜希望と絶望の宝石〜
第18話『救済の願い』
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
みんなの所にいられないけど、ほむらちゃんだけは私のことを忘れないでね。」
アルティメットまどかは笑顔で言う。
「うん…私だけは絶対、まどかのことを忘れない!」
ほむらは涙声で言い、まどかのリボンを受け取る。
「それじゃあ、さよなら。」
アルティメットまどかの言葉で世界は光に包まれ、その光が晴れると既にまどかの世界とウィザードの世界は切り離されており、雅達はウィザードの世界にいた。
「あれ?一体何が起きたんだ?」
変身を解除した晴人は疑問を抱く。
「鹿目さんが願いを叶え続けたことで、あの世界に本来あった概念は作り変えられました。魔女という概念モデル世界から消えたことで、ファントムと魔女の二つを融合させる為に世界を繋いで融合させるキュゥべえの計画そのものが消滅しました。ですから、この世界に魔女は存在せず、晴人さん達の敵は今まで通りファントムや、悪の組織だけになりました。」
雅は説明する。
「まどかはどうなった?」
「鹿目さんは、新しい世界の概念へ昇華しました。限界を迎えたソウルジェムが魔女になる前に消滅させ、光に導く円環の理に。」
「そうか。とにかく、雅達のおかげで助かった。ありがとう。」
「こちらこそ、世界を救う為に協力していただき、ありがとうございます。」
晴人と雅は握手を交わし、雅達はアースラの次元転送ポートでディロードの世界に帰還した。

世界の概念が書きかえられる少し前、ボロボロになったキュゥべえは何者かに遭っていた。
「これでよかったのかい?」
「ああ。貴重なデータが手に入った。」
「それにしても、どうしてこんな回りくどいことをするんだい?君の力をもってすれば、君のいる世界の一つくらい、簡単に掌握出来るはずだ。」
「仮面ライダーの限界を甘くみないほうがいい。それに、これはただの揺動さ。この状況で、凪風雅は変に勘ぐってくれるだろう。」
「まったく、君達地球の生命体の感情というものは、まったく理解が出来ないよ。それじゃあ、約束はこれまでだ。さようなら、悪魔神サタン。」
キュゥべえは概念構築に飲み込まれて消える。

「凪風雅ほか、無事帰還しました。」
アースラに帰還した雅達は状況を報告する。世界は、底知れぬ驚異にまだ気付いていなかった。
to be continued.

次回、仮面ライダーディロード
「ユーノ君、久し振り!」
「キャロ、大丈夫?」
「私はもう、次のステップに進んでもいいはず!」
「ティア、あまり無茶しないで!」
次回『新世代、爆走』希望を紡いで、全てを救え!
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ