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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章へと向かうその前に…
キュア☆おっきーR/水着ジェネレーションFOREVER
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?とある取材記録

ついこの前のことだ。
姫路町とかいう町をブラついていたらいきなりサーヴァントが目の前に立ち塞がってな。
そう、名前は宮本武蔵だ。あの二刀流で有名な侍。
あいつって女だったっけ?まぁそんなことはどうでもいい。
僕を見るなり「噂に聞いた鬼一法眼!宮本武蔵がここに決闘を申し込む!」といきなり言われたよ。
どういった噂かは知らないがテキトーに流しておこうかと思いきや彼女の目、本気だったよ。
どうやらそこまで僕と勝負がしたいみたいだった。
決闘?もちろん受けてあげたよ。
にしてもすごいものだ。
彼女、闘いが始まるなり真っ直ぐに僕の首を狙ってきたからね。
凄まじい気迫だったしさすがの僕も「あ、これ本気出さないとマズいやつだな」って思ったよ。
あの目は何か信念のある目だった。
何かを成し遂げようとしている、純粋で真っ直ぐな瞳だ。
その先に何があるのかは僕の知った話ではないが、ともかく武蔵は強かったよ。
まぁ、負けちゃったんだけどね。
すると武蔵、なんて言ったと思う?
両手を合わせてお願いしたんだ。
「一日…いや半日だけでもいいんです!勝者の特権としてあなたの持つ"打出の小槌"を貸して下さい!」だってさ。
思わず笑っちゃったよ。
いきなり決闘を申し込んで何事かと思えば、まさか打出の小槌を貸して欲しいだなんてね!
ああ、勿論貸したよ。その後ちゃんと返してくれたし。
ただその…なんだろう。
打出の小槌を貰った時の武蔵の目…怖かった。
まさか僕が恐ろしいと思うものがこの世界に存在するとは思わなかったよ。
悪いことに使わなければいいが…。

源 葵著
英霊取材『鬼一法眼』より抜粋。
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