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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章へと向かうその前に…
キュア☆おっきーR/水着ジェネレーションFOREVER
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んだー!」

デートを満喫しまくり、日も暮れかけた頃。
気ままに東京をブラつきつつ、今夜はどこに泊まろうかなぁと考えていた時だ。

「お。」

見かけたのはあのイルカショーの会場、シルク・ドゥ・ルカン。
懐かしいなぁ…あの時のことがだいぶ昔のように感じられるぜ…。

「そういやあたし達…ここら辺で会ったんだっけ。」
「確か…そうらしいな。」

大和、舞は不在だったが確かにここで俺達は会っている。
ドンパチしてた武蔵。追手から逃げていた北斎。取材をしていた紫式部と葵。
そしてデー…慰安旅行してた俺とおっきー。
これもまた、昔のように感じられる。

「あの時会わなきゃ、おれァマイと会えなかったわけだしナ。」
「うん。だから探偵さんにはすごく感謝してる。」

礼ならいらねーよ。
ただどうしてもしたいのなら気持ちじゃなくモノで示して欲しいなー。
金とか金とか金とか。

「んじゃせっかくだし、"寄ってみるか"。」

話を戻そう。
このシルク・ドゥ・ルカンだがデートスポットとしてはよく名前が挙げられるほど有名な場所だ。
折角今デートしてんだ。今回は客として行こう。

「大丈夫なの?」
「時間的に…多分最後の公演だろうな。まぁ間に合ってよかった。」

会場前のスケジュール表を確認してみれば今日最後のショーが間もなく開始されるとの事。
多少混んでるがなに、依頼解決の事もあるし俺の顔見れば係員さんも弟くんに伝えていくらか優遇してくれるだろう。

と、そう思った時だ。
ピー!という甲高いホイッスルの音が響き、どこからともなく彼女が現れる。

「そこのあなた!ちょっと待ってください!!」
「え、私?」
「何か危険な気配がしたかと思えばやはり…!今入ろうとしましたね!?"出禁の武蔵さん"!」

先程も言ったように武蔵はここで軍神、長尾景虎と暴れ厳重注意を受け、シルク・ドゥ・ルカンを出禁になったのだ。
入ってないのにね。

「い、いや、大丈夫大丈夫。今回私戦わないから…!」
「大丈夫?あなたのような危険人物を会場内に入れて、弟くんに何かあったらどうするんですか!?」

その厳重注意をした人物とはそう、
下手すればイルカショーのイルカより注目され、ここのオーナーの姉を名乗るやべーサーヴァント。

「あ、お久しぶりですキュア☆おっきー!もしかしてまたショーに出てくれる気になってくれたんですか!!」
「やだ!!!!!姫絶対やだ!!!」

純白清楚お姉ちゃん水着、ジャンヌ・ダルク(鮫)である。
ところでだ、

「あのーお姉さん。」
「どうしたんです探偵さん。」
「その出禁の武蔵の件なんですがその…。」

いつかの鍋パの際、武蔵はイルカショーには行けないという話は聞いて
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