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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章へと向かうその前に…
キュア☆おっきーR/水着ジェネレーションFOREVER
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これもカマホモ野郎のなんかスゲー能力のおかげだ。
ほら、絵に描いたモノを実体化させるとかそういうの。
それでヒポグリフを何匹か描いたんだよ。

でだ、

「お前それはなんだよ。」
「あ、これ?」

いつもなら着物を着ているカマホモ野郎、舞だが今回はセーラー服…というか水兵の服を着ていた。

「舞マリーンズ。」
「なんだそれは。」
「ネモマリーンズの服が可愛かったから僕流にアレンジして作ってみたんだ。それにお栄ちゃんも着たことあるみたいだし!」
「おれそいつ着たのかい?」

と、ニッコニコの舞。
北斎も着た事あるってのは…まぁあれは着たというか皮を纏ったというか。
それと

「お前はお前でなんだそれは。」
「右に同じTシャツだ。」

大和も大和でおかしい。
革ジャンを羽織り、その下の黒いTシャツには右方向の矢印と『右に同じ』の文字が。

「隣町の暮馬という男から貰ってな。それと親しみやすくなるTシャツも」
「もういい、もういい。」

他にもカバンから『親しみやすさ』と書かれたTシャツやら『2枚目気取りの3枚目』やら変な文字Tが出てくるもんだからやめさせた。
今日から変なTシャツヤローって呼ぶぞコラ。
あ、もしかして今の武蔵の格好も文字T(駆け付け三杯のやつ)だから合わせたのか?いや、違うわな。

さて、マスターの余所行き服お披露目ショーはまだ続く。

「お前はどうした?」
「違う、コレはあたしの意思じゃない。」

黒と青を貴重にしたふりっふりのゴスロリ衣装を着せられた葵が睨みながら抗議する。

「葵様、普段は男のような格好をなさるので…こういった時だけはうんとおめかしして差し上げようかと…。」
「後で覚えてろよ絶対…!」

なるほど、自分のドレスと合わせたんだなと思ったが今の紫式部の格好はフツーの私服っぽいやつ。英霊紀行のアレだよ、アレ。

「大変よくお似合いです。葵様。」
「うるさい!こんなの図書館以外じゃ絶対に着たくなかったのにさァ!!」

図書館ならいいのか…。

「ねぇまーちゃん。」
「あ?」

と、そんな彼らの着飾った姿を見ていたら肩をトントンと叩かれる。
振り返ればおっきーがそこにいたわけだが

「なんかないの?」
「なんかってなんだよ。」
「コレ。」

と、自分の服装を見せつけるおっきー。
デートだからと張り切ってきたんだろうな。女子高生をイメージしたような服を着ており、何か褒めるところはないのかと問い詰めてきた。
要はこいつもまた英霊紀行のアレだ。

「ねーよ。」
「ない!?こんなに頑張ったのに!?」

いいと思うよ制服。
かわいいし。普段のひきこもりからは考えられねーよ。
メガネも普段と違うね。いく
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