暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga21再起〜One step of return〜
[4/8]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
実行したんやったな。そっからは私とアイリであーんを繰り返して、ルシル君を困らせて・・・。楽しそうやなぁ、ルシル君も、アイリも、私も、みんなも。モニターの中のみんなは笑顔で、ホンマに楽しそうや。
――T.C.がわざわざ本局に乗り込んでまで見た捜査資料。ルシル君が無理やり話を終わらせようとした何か。・・・このまま調べたら、何かが起こるってゆう気はしてる。そやけど私は・・・管理局員や――
そんで次は、機動六課の同窓会。当時の構成メンバーを集めはしたけどあんまり遠出は出来ひんってことで、ミッドと本局からも近い第5管理世界ファストラウムのリゾート諸島で開いた。いくつもある小さな島の1つを貸し切って、いくつもあるコテージで寝泊まりするってゆう内容や。
豪華なホテルで優雅に寝泊まりってゆうのも考えられたんやけど、料理の出来る子がたくさん居ったし、魚釣りや森の中で獲れる食べ物、それに食料持ち込みもOKやったから、思い出も多く残せるってことで、ホテル泊りは却下になったんやったな。
『ほら、フォルセティ。もうちょいやよ!』
『その調子だ。バタ足を続けるんだ』
水着姿の私とルシル君で、初めての海水浴とゆうことで泳げへんかったフォルセティに泳ぎ方を教える特訓の様子が映される。モニターに映る私の視線がこちら――撮影係を買って出たアインスに向いて笑顔を浮かべた。
少しカメラが私から外れて、沖の方に向けられた。水上バイクを運転するヴァイス陸曹と、牽引されてるバナナボートに乗るヴィータ、アイリ、アリサちゃん、アリシアちゃんが映った。
次は近くのなのはちゃんとフェイトちゃん。2人は私やルシル君と同様、泳げへんヴィヴィオに泳ぎの練習をさせてる。私の視線とアインスのカメラがそっちにも向いて、なのはちゃん達が笑顔を向けてくれた。
機動六課の同窓会ってゆうことで恋敵のシャルちゃんとトリシュは居らへんし、アイリも遊びに夢中。ルシル君と夫婦っぽいことが出来て大満足やったな。
――あくまで状況証拠に過ぎひん。黒のテスタメントが実はステアちゃんとルシル君の2人組やってことも考えられる。もしかしたら、ひょっとすると、あるいは・・・――
毎日毎日、私は思い出の中に閉じこもる。解ってる、こんな生活を続けてたらアカンてことくらいは。そやけど・・・。
――これまでの当たり前の日常を失うかもしれへん、そんな恐怖が今の私を襲ってた――
「なん・・・で・・・」
あの時、どうして私は踏み止まらへんかったんや。予感はしてたんや、何かが終わるって。それやのに私はルシル君が隠そうとしてた秘密を暴いた。ルシル君がかつて神父服を着てたって事実を知ってたのは私だけで、それを黙ってればルシル君は局から逃げず、“T.C.”からの呼び出しにもアイリとの2人だけで向かおうとせえ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ