暁 〜小説投稿サイト〜
崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章へと向かうその前に…
☆クリスマスなんだし恋人えっちしようぜ!!!!!!!!!!
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それから数日後。
陸は一通り楽しんだ後島へと帰り、町は静かであった。
いや、観光客は増えたよ。ただ今日は静かな理由があってさ。

「雪降ってんじゃん。どうりで寒いと思った。」

やたらクソさみぃなと思いながらカーテンをあけると町は一面の雪景色。
いつもは賑やかでも、静かな街並みが哀愁漂うぜ…。

「わんわん!わんわん!!」
「犬は喜び庭駆け回るってか。にしてもマイ…本気で今日お散歩ぷれいするのかい…?」

静かじゃねーや。
この前人妻属性が追加された男の娘が首輪だけ付けて元気に四つん這いで走り回ってら。
さすがにご主人様ドン引きしてんぞおい。

「さて、メシ作るか。」

おっきーは相変わらずぐーすか寝てるし、俺は俺で朝飯を作るとしよう。
寒いしな…シチューとパンにするか。


?


「…あれ?」

と、さほど時間も掛からず料理を作り、事務所にもどったのだが…

「おっきー?」

おっきーいねーんだけど。
当たりを見回しても気配すらない。
どこいった…?

「メリークリスマスまーちゃん!!」
「おわ!?」

一種の焦りを感じかけた中、後ろから大声とともにドンと押され危うく朝食を落としそうになる。
なんだよ後ろにいたのかよ脅かしやがって…と思いつつ振り返ってみればそこには

「おっきー…?」

おっきーは確かにそこにいた。
問題は服装だ。
サンタのコスプレというのだろうか…。
某ドンキで売ってそうなやっすいクオリティのヤツをおっきーは身にまとっていたのだ。

「サンタおっきーでーす?可哀想なまーちゃんの為にプレゼント届けに来たよ!」

サンタ帽に丈の短い上着。
へそ出しなワケだが少しお腹がぷにっと出てしまっている。
…無理したんだろうな…。
さらに赤いミニスカートにニーソと、
あーやべ…ニーソからはみ出た太ももの肉がたまんねーなオイ!

「お前…」(ガン見)
「や、やめてよ!お腹ばっか見ないでよ!!まーちゃんの為に折角頑張ってきたんだからね!褒めてよ!!」
「ああ褒めるよ。だらしねぇ腹だな。揉んでやりてーよ。」
「褒めてないよねそれ!!!」

触ろうとしたがはたかれてしまった。
なんだよ…こちとら善意100%で言ったつもりなのによ…。

「んでサンタさん。」
「なにー?」
「コスプレで頑張ったとこ悪いんだがそりゃプレゼントくらいはあるよな。」
「あるに決まってるじゃん。だってサンタさんだよ?」

そりゃあどうもだ。
日々お前の飯作ってやってんだからな。労いのプレゼント10個や20個もらったっていいくらいだ。
ところでコイツ、サンタさんのくせして袋持ってねーぞ袋。
おい、プレゼントどこだよ。

「プレゼントは?」

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