第17話:新体制の幕開けー5
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ても遅くはないと思う」
「せやね。ほんならあとは、株価と株式売買の追跡か」
「その調査ですけど、私のほうでやらせてもらえませんか?」
ティアナが調査の引受を申し出ると、ゲオルグはその表情を曇らせる。
「俺としてはあまり嬉しくないんだけどな。
分隊長としての通常業務も安定したとは言えないし。
できれば捜査部に任せたいんだけど、どうだ?」
「せやねえ。ゲオルグくんの言うてることはわからんではないんやけど、私が使える人員では
株価と株式売買の追跡までは手が回らんのよ。少なくとも、現場の鑑識結果の分析が完了する
1週間後まではティアナに頼めるとありがたいんやけどな」
「そうか・・・。じゃあ、1週間を目処に株式取引の調査をティアナに頼む。
証券取引監理室と協力してグランドミッドチルダ銀行株の不審な取引がないか調査してくれ。
ただし、分隊長としての業務は滞りなく実施すること。いいな?」
「はい。ありがとうございます」
ティアナは深々と頭を垂れた。
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