Turn:24 その先の運命
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ブレード(38000)でヴァーミリオン(22000)にアタック!」
「セイオウボ(20000)でガード!」
Drive check
【幸運の運び手 エポナ】
クリティカルトリガー
クリティカル=ブラスター・ブレード(クリティカル3)
パワー=ブラスター・ブレード(48000)
ブラスター・ブレードの放った剣から放たれた光が一直線に飛んでいく
セイオウボを貫きその先のヴァーミリオンにも攻撃が届いた
6th damage
【ドラゴニック・カイザー・ヴァーミリオン】
トリガーなし
ヴァーミリオンが悲鳴を上げて消滅していく
息を切らしテーブルに手をつくヤイバ
そんな彼に女性が近づく
「イメージはあなたの力になる………」
「えっ?」
女性のつぶやいたその言葉はあの日ブラスター・ブレードをくれた先導アイチがかけてくれたのと同じ言葉
「ブラスター・ブレードを受け取って、イメージがあなたをここまで強くしてくれたのね」
キャスケットを取った女性の素顔はまるでカードをくれたあの人のよう
「ああーー!」
驚いたヤイバは思わず大きな声で女性を指さす
「ありがとう、父のカードを引き継いでくれて」
「父………お父さん………宮導君にカードをくれた人の娘さん!?」
その事実にしばらく驚いたヤイバは置きっぱなしのブラスター・ブレードを手に取る
「あの………このカード」
「いいえ、それはあなたが持つべきよ、私はそのカードに込められた思いを知っている、知っているからこそ、あまりに重い………私が持っていても君のようにはできなかったわ」
「じゃ、当てつけとかじゃなかったんですね」
ヤイバの言葉に女性はしばらく目を丸くするが
「プっ、何?もしかして私が嫉妬してると思ったの?やだぁ、私そんな心の狭い人間に見える?」
言葉の意図に気づいて大笑いし始めた
「君の背中を押してあげたかったのよ、ブラスター・ブレードを、父の分身だったそのカードを、大事に使ってくれてるみたいで安心したわ」
「じゃ、あのかげろうデッキでのファイトは偶然ですか?」
「あれは君のあの時の力を知りたくなったから………今も同じかな」
「(ああ、俺に初めて会ったとき言ってたのこの人だったのか………)」
意外な形で知った事実にシュンが遠い目をしている
ヒトミは突然の出来事に先ほどから驚きっぱなしだ
「これからもブラスター・ブレードをよろしくね、応援しているわ」
そういって女性はヤイバに近づき頬にキスをした
「え?」
「ええーーー!」
困惑していたヤイバに対して先ほどのヤイバ以上の大声をあげるヒトミ
「なぜおまえが驚く」
「………おっ、なるほど、気にすんな、海外暮らしが長いんだ、ただの挨拶だよ」
耳をふさいでヒトミをにらむシュンに対しカムイは手をたたいて納
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