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少年は勇者達の未来の為に。
鷲尾須美は勇者である 再臨の章
第六話
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で終わりだった」

「・・・・・蓮、安芸先生どんな顔してる?アタシ、怖くて目開けらんない・・・」

「どらどら・・・あ〜、鬼だね、あれは」

「鬼かぁ、そっかぁ・・・・・」

「・・・僕も一緒に怒られてあげるから、今は帰ろ?ねっ?」

「うぅ、ありがとう蓮・・・」

そうして銀は蓮と一緒に鬼の元へ帰っていくのだった・・・・・
























「・・・ふぃ〜〜」

老人のような声を出しながら、訓練所にある露天風呂に浸かる。とてもいい湯加減で疲れた体に効く。

「にしても・・・さっきののこちゃんには驚かされたなぁ・・・」

時は4人が風呂に入る前へと遡る―――――










蓮たちは疲れた体を癒すために温泉へ向かった。
合宿最初の訓練が終了し、鬼に叱られた蓮たちは疲労困憊だった。
タオルと着替えを持って温泉へ向かう。
『男』、『女』と暖簾がかけられた場所の前に着くと、蓮は園子たちを見る。

『じゃあ、また後でね〜』

そう言って暖簾を潜ろうとした蓮を、園子は頬を膨らませ不満を表した後、爆弾を投下した。

『え〜、れー君も一緒に入ろうよ〜』

『ォアァァ!?』

『ちょっ、園子!?何言ってるかわかってるのか!?』

『ふぇ?』

投下された爆弾に須美が奇声を発し、銀が問い詰める。しかし当の園子は何故銀達が顔を赤くして慌てているのか分からないのか、コテンと不思議そうに頭を傾げた。

『あー・・・のこちゃん?お誘いは嬉しいけれど・・・他の人が来るかも知れないから、ね?』

(一緒に入るのはセーフなのか蓮!?)

その後、園子は銀と須美の二人に引きずられていった









「静かだなぁ・・・・・」

さっきまでの出来事を思い出しながら、空を見る。男風呂は貸切状態。皆はまだ来てないのだろうか、隣からは何も聞こえない。

「・・・歌おうかな、久々に」

そんな考えが頭をよぎる。犬吠埼家では良く姉さんや樹と歌っていたけれど、最近はそんな時間がなかった。

「まだ誰もいないし・・・歌っちゃうか」

そうして僕は脳内でCDを掛ける。曲は・・・そうだな。前に姉さんと一緒に見たロボットアニメの曲にしようか。


















「いやー疲れたなぁ・・・いっつー・・・」

「本当にね・・・」

「ミノさん大丈夫〜?」

「全然。超痛い。見ろよコレ」

「うわぁ、おっきいたんこぶ〜・・・」

3人娘は訓練所にある室内風呂でシャワーを浴びていた。先の訓練を初回でクリアするという
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