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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章へと向かうその前に…
結・婚・宣・伝
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5割引だよ。さらに探偵さんに依頼するのなら8割引しちゃおうか。」

マスターの方ならもれなく宿泊費は半額。そして探偵さんに依頼するのなら80パーセントoff!
これは泊まるっきゃ他ないわね!

さて、ここで疑問に思う人もちらほらいるとおもうんだけど、
そう、"探偵さん"とは何者なのか。
さっき刑部姫が言った通り、彼がいなければこの町もここまで発展しなかったし、このホテルの食事も美味しくなかっただろうし食べ歩き街道もそもそも出来なかったとされているわ。
じゃあその探偵が何者なのか!早速会いに行きましょう!

「探偵って何者なんですかね?」
「さぁ?ホームズとかそれくらいしか浮かばないわね。」

エレベーターを使って最上階まで行く2人。
最上階。そこには高級スイートルームのある特別な部屋がありその中の一つ、そこをまるまる貸し切ってあの探偵さんの事務所がある。

「ニノマエ…探偵事務所。」

扉の前にある看板を読み上げるマスター。
それからノックし、どうぞーという声がしたので扉を開ける。

「ニノマエ探偵事務所へようこそ。多少高くつくが、どんな依頼でも必ず成功させるぜ?」

その先に広がる光景、
巨大な液晶テレビ、それに繋げられた数々のゲーム。
棚にはフィギュアなど、
探偵らしさを微塵も感じさせない部屋だけれど彼は確かにそこにいた。

「あなたは…?」
「どうも、ニノマエ探偵事務所所長、もとい探偵の一 誠だ。」
「同じく美人助手の刑部姫でーす。」

と、探偵の後ろからひょっこり顔を出したのはサーヴァントの刑部姫。
そう、彼らこそがこの町を発展させてくれた名探偵なのである!

「何?心休まる場所に行きたい?そんな依頼ならもうとっくに達成されてるぜ?」

ネクタイを締め直し、立ち上がってカメラ目線になる探偵。

「答えはここ、"姫路町"さ。癒しと安心、そして人情溢れるのどかな町は俺の知る限りここしかねぇ。是非とも来てみな。移住も大歓迎だ。それじゃ…この観光PRを見てるお前ら。この俺とおっきー、そして町のみんなが待ってるぜ。」

みんなおいでよ姫路町。
ナレーションは私宮本武蔵と、

まーちゃんの助手の姫こと、刑部姫がお送りしました〜。


?

「これでよし、と。」

編集の終わった動画をサイトにアップするおっきー。

「どうっすかね、これ。」
「いや最高だよ!無理難題かなーなんて思ったけどさすがは探偵さん!」

と、大絶賛のオーナーさん。
てか自分でも無理難題って思ってたのかよ!

「それとありがとな。陸。ステンノ様」

観光客AとBとして動画に出てもらった2人に礼を言う。

「いや、どってことないよ。」
「観光客のモデルとしては少し太り過
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