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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
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第14話 陽だまり、デジタルワールドへ! 光の闘士ヴォルフモン
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ラビモンは力強く答える。

未来とストラビモンの心が重なり合った……その時。


ドクンッ……!

未来「っ!」


未来は何かが鼓動するような感覚を感じた。

その直後に、未来とストラビモンの前方に眩い光が放たれた。


デビドラモン「グオオッ!?」

未来「な、何!?」

ストラビモン「この光は!」


突然現れた光はデビドラモンを怯ませた後、形を変えながらゆっくりと未来の手の中へと降りると……ベースの色が白色で中央の液晶周りの装飾が紫色であるデジヴァイスが姿を現すのだった。


未来「これは……?」

ストラビモン「それは、デジヴァイス! 俺と未来のパートナーの証だ!」

未来「デジヴァイス……私とストラビモンのパートナーの証……!」


未来が手に持つデジヴァイスから放たれた光はストラビモンに照射され、その光を受けたストラビモンは……


ストラビモン「感じる……未来の心の光が、俺に新たな力を与えてくれているのを!」


体内から大きな力が漲ってくるのを感じていた。

そして、ストラビモンは……


ストラビモン→ヴォルフモン「ストラビモン、進化!! ヴォルフモン!!」


各部に聖なる光が封じ込められている『セントアメジスト(聖紫水晶)』のパーツがある白い衣服に、首に巻いている紫の縞模様が入ったマフラー、銀色の狼を模したヘルメットで顔の上半分を隠しているのが特徴的で、自分の信じる物の為には命を賭けられる騎士道精神と優しき心の持ち主である、古代デジタルワールドの危機を救った伝説の英雄達ーー『十闘士』の力を宿す成熟期の戦士型デジモンーー『ヴォルフモン』へと進化を遂げた。

ストラビモンもまた、響のフレイモンやアニューのララモンのように伝説の十闘士の内の1体ーー『エンシェントガルルモン』の遺伝子を受け継いだデジモンで、その潜在能力は未知数と言える程計り知れないものであった。


未来「す、ストラビモンの姿が変わっちゃった!? もしかして、これがさっきストラビモンが話してくれたデジモンの進化なの……?」

ヴォルフモン「ああ、その通りだ。今の俺はヴォルフモンだ、未来」

未来「ヴォルフモン……うん、騎士みたいでかっこいいよ、ヴォルフモン♪」

ヴォルフモン「フッ、ありがとう……後は任せろ!」

《挿入歌:With The Will / Be The Winners》
※お好きな方を脳内BGMとして再生してください。


ヴォルフモンはそう言って、デビドラモンに向かって駆け出す。


デビドラモン「グルルルッ、ガアアアアッ!!」


デビドラモンもヴォルフモンに向かって飛翔し、クリムゾンネイルを仕掛けようとしていた。


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