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FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」
DEAR KABY
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キャンサーの登場により、ナツとハッピーはテンションが上がり、ラリカは口元からよだれが垂れている。
「はっ!私ったら、はしたない」
「絶対語尾に『〜カニ』ってつけるよ!間違いないよね!オイラ知ってるよ!お約束って言うんだこういうの!」
「マジか!やっぱり語尾はカニなのか!」
「集中したいの、黙らないと肉球つねるわよ」
「おめぇも黙らねぇと永久冷凍すんぞ」
騒がしいハッピーとナツに、ルーシィとリートがツッコむ。
「...ルーシィ今日はどんな髪型にするエビ?」
「空気読んでくれる!?」
「「「「エビーーー!?」」」」
全員が語尾に驚愕する。
「戦闘よ!あの髭オヤジをやっつけて!」
「OKエビ」
「ルーシィ、オイラまさにストレートと思ったらフックを食らった感じだよ〜、うん!もう帰らせていいよ」
「ハッピーちょっと黙ってろ」
「あのゴリラメイドは俺とナツで何とかする!ルーシィ達はエバルーを頼んだ!」
「わかった!」
「バルゴ!早く邪魔物を一掃しろ!」
「させるか!ナツ!合わせるぞ!」
「おう!」
「火竜の」「氷竜の」
「鉄拳!」「硬拳!」
ナツとリートはバルゴの真上まで飛び上がり、殴り付けて地面に叩きつけた。
その内にルーシィは持っていたムチで、エバルーを捕まえる。
「これでもう、地面に逃げられないでしょ!」
そのままルーシィはキャンサーに向かってエバルーを放り投げ、キャンサーもハサミを使い、エバルーの毛をカットする。
「ボギョォ!」
「お客様こんな感じでいかがでしょう」
つるつるになったエバルーを見て
「ある意味恐ろしい技だな...」
リートは呆然としていた。
カービィ邸に着いたルーシィは、本をカービィに渡す。
それを見たカービィは激昂した。
「な、これは一体どういうことです・・・!依頼は本の破棄、または焼却だったはずです!」
「そうですね。破棄するのは簡単です。カービィさんにもできます」
「な、なら私がこの本を処分します!こんな本、見たくもない!」
「どうしてカービィさんがその本の存在が許せないのか分かりました。父の誇りを守るため――あなたはケム・ザレオンの息子ですね」
「なるほど」
「マジか・
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