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FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」
DEAR KABY
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は、風読みの眼鏡を使い、通常の何倍ものスピードで本を読んでいた。

 

「ふぅーっ ま、まさかこんな秘密があったなんて...この本は燃やせないわ」

 

「すぐにカービィさんに届けないと」

 

「ボヨヨヨヨ...まさか貴様も風読みの眼鏡を持ち歩いているとは、主もなかなかの読書家よのぅ」

 

ルーシィが立ち上がると、後ろの壁からエバルーの手が出てきてルーシィの腕を捕まえる。

 

「痛っ!」

 

「さぁ言え!何を見つけた!その本の秘密とは一体なんだ!」

 

「アンタなんかサイテーよ...文学の敵だわ...」

 

「文学の敵だと!?我輩のような偉〜〜〜くて教養のある人間に対して...」

 

「変なメイド連れてる奴が教養ねぇ」

 

「我輩の金髪メイドを愚弄するでないわ!さぁ言えどんな秘密だ!言わんとこの腕をへし折るぞ!」

 

「ベェーー」

 

ルーシィは抵抗する

 

「調子に乗るな小娘がぁ!その本は我輩の物!すなわち秘密も我輩の物なのじゃぁ!」

 

ボキッ!

 

ルーシィの腕を折ろうとしたエバルーの腕に、ハッピーが蹴りを入れる。

 

「ハッピー!ナイス!かっこいい!」

 

くるくるくる...ドボン

 

そのままハッピーは下水の中へ、

 

「ルーシィ!大丈夫ですの!」

 

「ラリカ!」

 

「おのれ!なんなのだこの猫どもは!」

 

「バッビィべぶる」

 

「ハッピーです、といってますわよ」

 

「てか、あんた上がってきなさいよ」

 

「びぶ...びぼびいべぶる」(水きもちいいです)

 

「下水ですわよ?」

 

「形勢逆転ね、この本を渡すって言うなら見逃してあげてもいいわよ」

 

「ボヨヨヨヨ、たかが猫が2匹増えたぐらいで我輩の魔法!土潜ダイバーは破れんぞ!」

 

「それ、魔法でしたのね」

 

「この本に書いてあったわ。内容はエバルーが主人公の冒険小説。内容は酷いものだったの」

 

「吾輩が主人公なのは素晴らしいことだ。しかし内容はクソだ。ケム・ザレオンのくせにこんな駄作を書きおって。けしからんわ!!」

 

「あんた、無理やり書かせといて何でそんな偉そうなわけ!?」

 

「偉そう?吾輩は偉いのじゃ!書かぬという方が悪いに決まっておる!」

 

「あんたがケム・ザレオンを独房に入れてた間、彼はどんな想いでいたか分かる!?」

 

「そんなもの、吾輩の偉さに気づいたに決
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