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FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」
DEAR KABY
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「あいっ!」

 

「ここに日の出《デイ・ブレイク》もありそうだな」

 

「これだけあれば、どこかにはあるんじゃありませんの?」

 

リート達は本を探し始める。

 

「エバルー公爵って頭悪そうな顔してるわりには蔵書家なのね」

 

「人は見かけによらねぇもんだな」

 

「うほっ!エロいの見っけ!」

 

「魚図鑑だー!」

 

「なんだこれ?字ばっかだな」

 

「ナツゥ普通はそうだよ」

 

「おめぇら真面目に探せよ!」

 

「あら?きれいな本、金色のブックカバーですわ、デイ...ブレイク...」

 

「えっ?」

 

日の出《デイ・ブレイク》は、意外とあっさり見つかった。

 

「はやーー!ってかこんな簡単に見つかっていいの?」

 

「さて、燃やすか♪」

 

「そうだな、ナツ頼んだ」

 

「ちょっ、ちょっと待って!」

 

「どうした?」

 

「これ!ケム・ザレオンの本じゃない!魔導士でありながら小説家だった人よ!」

 

 

「「「「へぇー」」」」

 

 

ルーシィ以外は、興味が無さそうにしていた。

 

「あたし、大ファンなの!作品全部読んだと思ってたけど、これって未発表作ってこと!?」 

 

「いいから、早く燃やそうぜ」

 

「そうだな、誰か来てからじゃ遅いし」

 

だ、ダメよ!これは文化遺産よ!燃やすなんてとんでもない!」

 

「仕事放棄だ」

「ですわね」

 

「うぐっ、大ファンだって言ってんでしょ!!」

 

「今度は逆ギレか」

 

「じゃ、じゃあ燃やしたってことにしといてよ・・・これはあたしが貰うからぁ」

 

「駄目だ、嘘はよくない」

 

「そんなぁー」

 

ルーシィが涙目になっていると

 

「なるほどなるほど〜」

 

エバルーの声がどこからか聞こえる。

 

「...下だ!」

 

リートがそう叫ぶと、エバルーが床下から飛びだしてくる。

 

「貴様らの狙いは『日の出』だったのか」

 

「ほらー、もたもたしてっから来ちまったじゃねぇか」

 

「ご、ごめん...」

 

「つーか、この屋敷の床ってどうなってんの?もしくはやっぱり、あいつの前世もぐらなの?」

 

「確かにもぐらみたいな体型してますわ」

 

「体型かよ!」

 

「フン!魔導士共が何
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