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FAIRY TAIL もう一人の滅竜魔導士「氷竜」
DEAR KABY
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じゅううう...ガチャ
ナツが窓の一部を溶かし、鍵を開ける。
「こうやってやらせると、ナツの炎って便利だよなぁ」
「俺はこんなやり方気に入らねぇけどな」
5人は屋敷に入り込んだ。
「ここは…物置かしら?」
「みたいですわね」
「ナツー、リートー、見てみてー」
「おっ、似合ってんぞハッピー」
「それはいいけどあまり騒ぐなよ、特にナツとハッピー」
ハッピーが、ドクロの仮面を被って楽しんでいる。
ルーシィとリート、ラリカは一つずつ部屋の扉を開け、中を確認していく。
「なぁこうやって一つづつ確認していくのかぁ?」
「トーゼン」
「本当は別れる方が効率的だけど、潜入がバレてるかどうか分からない以上は、単独で行動するわけにもいかないし...目離したらなにするか分からないやつもいるしな...」
「誰か取っ捕まえて本の場所聞いた方が早くね?」
「見つからないように任務を遂行するのよ。忍者みたいでかっこいいでしょ?」
「に、忍者かぁ」
「...単純な人ですわね」
「...やべっ侵入バレた」
「えっ?」
リートがそう言うと地面が盛上がり、メイド軍団が飛び出してきた。
「メイド!?ってかリートなんでわかったの!?」
「音」
「リートは耳がいいんですわよ」
「ハイジョ シマス」
「うぉぉぉ!」
ナツが慌ててマフラーで顔を隠す。
「ナツ!んなことやってる場合じゃねぇ!やるぞ!」
「忍者ぁ!!」
「オラァ!」
炎と氷を、足に纏ったナツとリートは、メイド達を蹴り飛ばす。
「まだ見つかるわけにはいかんで御座ござるよ、ニンニン」
「メイドが出てきた時点で見つかってるっての」
「ってか普通に騒がしいわよあんた達」
「とにかく!ここにいるとまた誰か来ますわ、適当な部屋にでも隠れませんと!」
「そうね!」
「来るなら来いでござる」
「いいから隠れるぞ」
バタン!
「ふぅ危なかったぁ」
「ってかアウトだろ」
ナツ達が入った場所には、本がたくさん置いてあった。
「うおっ!なんだココ!本ばっか!」
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