106 クリスマス・イブの乱
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は石を駆使しようとする。冬田は飛んできた。
「あ、貴方はあ!」
冬田は忘れもしない。大雨の時に自分の羽根を奪おうとした男だった。
「あの時はよくもお!」
冬田は怒りに燃えた。大野は草の石で草を操り、杉山は雷の石で放電し、ブー太郎は水の石で水を噴射、まる子は炎の石で火炎放射した。
「私も加勢するわ!」
「私も!」
まる子の姉・さくらさきこ、杉山の姉・杉山もと子も石松から貰った道具を使用する。
「邪魔な者は消す!天よ、我に仕事を与えよ!」
バーシムは唱えた。その時、さきこの持つ緑色の宝石が光った。
「何!?」
バーシムの攻撃が聞かなかった。
「このエメラルドみたいな宝石で私達を守ったのよ!」
そして、赤い宝石が光る。
「このルビーが私達に勝つ可能性を高めてくれるのよ!」
「ナイスだ!さくらのお姉さん!」
「私も行くわ!」
杉山の姉・杉山もと子も石松から貰った玉を出す。
「はあああ!!」
玉が橙色に光った。橙色の光線が発射し、バーシムに襲いかかる。
「兄貴を殺させるかよ!」
手榴弾のような物が飛んできてもと子の攻撃がその手榴弾と相打ちに終わる。ヘリコプターが上空に見えた。
「弟よ、来ていたか!」
「ちい、あいつもいたのか!」
大雨の日に現れた赤軍の一人、奥平純三も来ていた。
一方、組織「義元」と濃藤、北勢田はサラーハと対峙していた。
「ふっ飛ばしてやるぜ!」
川村はバズーカを出すと共に発砲し、サラーハを吹き飛ばす。
「させるかよ!」
サラーハは一瞬でコンクリートの壁を造り出した。
「どうやらあいつの能力は建物を咄嗟に造り出す能力のようだな」
「なら、俺がやってやる!」
北勢田は三穂津姫から貰った電脳の刃を振りかざす。その時、大砲が発射した。その大砲は発砲する。だが、普通の大砲と異なり、砲弾ではなく光線を発射した。サラーハの造り出したコンクリートが一瞬で溶けた。
「何だ、こいつ!?」
「北勢田、俺も行くぜ!」
北勢田と濃藤はサラーハの所へ飛び込んだ。
「お前は裁きを受けろ!」
濃藤は運命の剣を振り、北勢田は電脳の刃を振りかざした。
「うわあああ!!」
サラーハは濃藤と北勢田の攻撃で苦しむ。
「俺は、もう一度、死ぬのか・・・」
サラーハは光となって消滅した。
「サラーハ!」
別の相手と戦っているバーシムは戦友の消滅に悲嘆した。
三河口は決死の覚悟で岡本に飛び込む。
「お兄ちゃん、無茶しないで!」
かよ子が叫んだ。
「俺はお前と同じ能力を使えるんだぜ。舐めてんだろ」
岡本は威圧感を三河口に突き付けた。
「なら、俺も!!」
三河口もまた
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