105 狙われた護符の所持者
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いで援護をお願い致します」
「う、うん!」
「それから貴方用の道具を」
三穂津姫が出したのは眼鏡のような道具だった。
「これは神通力の眼鏡です。普通の眼鏡と同じように目が見えるようになるのはもちろんですが、遠くの場所を見たり聞いたり、危険予知などができます。また、相手や自分の過去や未来、考えている事を見通したり、高速移動したりできます」
「ありがとう」
その時、声が聞こえた。
《助けて・・・。護符の所有者・羽柴さりです。今、赤軍に襲われてるの!!助けて!!》
そして黒い穴が出現する。
「護符の能力による穴ですね。ここを通って護符の所有者を援護するのです!」
「うん、分かった!」
長山は神通力の眼鏡を持って穴へ飛び込んだ。
三河口と奏子は喫茶店でコーヒーや紅茶を飲んだ後、街を歩いていた。奏子は好きな男子と楽しいひと時を過ごせて嬉しかった。その時・・・。
《助けて・・・。護符の所有者・羽柴さりです。今、赤軍に襲われてるの!!助けて!!》
不思議な声が聞こえた。
「奏子ちゃん、従姉の声が聞こえた気がするんだが・・・」
「うん、私も」
その時、目の前にブラックホールのような穴があった。
「きっとさりちゃんが助けを呼んでんだ。急がないと!」
「三河口君、私も行くわ!」
二人は黒い穴に飛び込んだ。
かよ子とその母は黒い穴に入った後、長い闇の中を抜け、白い穴を見つけた。かよ子は眩しくて目を閉じる。そして・・・。
「こ、ここは・・・」
かよ子達は護符の所有者がいる名古屋にいた。
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