妖精たちのクリスマス
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め》なのだから、問題なんてないんです。
「おいで、シリル」
「うぅ・・・なんかすみません、グレイさん」
「だから俺が何をしたって言うんだよ!!」
両手を広げて顔を伏せたままの娘を迎え入れる。シリルは顔を真っ赤にしながらジュビアの胸に飛び込み、恥ずかしそうにその手を伸ばしている。
シリルside
ムニュッ
「!!」
セシリーのせいであとでグレイさんにもウェンディにも何か言われそうな命令を受けてしまった俺は、なぜか乗り気のジュビアさんに体を寄せ、指定された部位に手を伸ばす。すると、その部位のあまりの柔らかさにビックリして、ついつい真顔になってしまった。
「これはあとで怒られるわね」
「僕のせいじゃないよね〜?ね〜?」
後ろで猫たちが何か言ってるけどそんなことが気にならないくらいジュビアさんの大きなそれの魅力に取り込まれている。すると、制限時間に達していたのかシャルルたちから引き剥がされてしまい、なんだか寂しい気持ちになってしまう。
「シリル、あとで覚えておいてね」
「はっ!!」
残念がっていると、隣の少女から禍々しいほどのプレッシャーが放たれていることに気が付き、顔面蒼白。冷や汗が止まらなくなる。
「あの・・・ウェンディさん?」
「ふん」
そっぽを向いて明らかに機嫌が悪い彼女に言い訳をしようとするが、ノリノリのエルザさんがすぐさまゲームを進行してしまい・・・
「マスターキター!!」
「「「「最悪だあ!!」」」」
一番起きてはならない事態になってしまった。
「ぬるい命令ばかり出しおって!!私は甘くないぞ!!
5番は裸で踊れ!!」
最悪のマスターの命令により全裸で踊らされるナツさん。女性陣は目のやり場に困っているが、エルザさんは不服の様子。
「女子を脱がさねば面白味がないというのに・・・」
「一応嫁入り前の女子なんですけど」
ちょっと見てみたい気持ちと自分に降りかかりそうな恐怖で気持ちの整理が追い付かない。そんなことをしている間にも・・・
「またマスターキター!!」
「ニ連続だと!?」
「暴君!!」
彼女にマスターの権利が渡ってしまう。
「お願いですエルザさん・・・」
「全裸だけはやめてください・・・」
もう彼女を止めないと大変なことになると察した俺とウェンディはすがるような目で彼女に訴える。
「む・・・そうか。シリルとウェンディにそこまで言われると躊躇するな」
それを聞いてこの地獄絵図から抜け出せたかと思ったのもつかの間。
「だが断る!!」
「「えぇぇぇ!?」」
彼女はすぐにその希望を打ち砕いてくる。
「1番は
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