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何もわかっていない女
第二章
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う言った。
「F−15百機もあったけれど無駄だったのよ!」
「えっ、今度は何言ったこいつ」
「無駄!?」
「戦闘機あったのが無駄!?」
「またあれなこと言ったな」
 視聴者達は茸の様な頭で叫ぶ眼鏡をかけた四角い顔の老女を見て顔を顰めさせた、その赤い髪の毛も。
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